歯磨き粉の成分で癌になることはないですか?

相談者: タンロさん (27歳:男性)
投稿日時:2010-07-13 02:41:00
参考:過去のご相談
OGAインプラントとは?
他多数


いつもお世話になります。

歯磨き粉の成分をじっくり眺めていたら色々な化学物質が入っていてびっくりしました。


ラウリル硫酸ナトリウムなどは発ガン物質という事を聞いた事があります。

歯磨き粉を2〜3回毎日使い続けて癌になることは無いのですか?


舌や頬粘膜に傷があるとき歯磨き粉を使った場合、その傷が化学物質のせいで突然変異して癌になる事は無いでしょうか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-07-13 05:15:47
タンロさまおはようございます。

歯磨剤の成分を熟読していたら含まれている化学物質が気になってこられたわけですね。


私も30年ほど前に歯磨剤のなかに含まれる研磨剤が気になって調べたことがあります、色々な研磨剤が含まれていて使えば歯が磨り減るため使わないほうがいいと考えるようになりました。

その考えは今も変わりません、しかし化学物質についてはあまり気にならなかったのが正直な所です。



化学物質については今も多種類の物質が日々生産されて、やがては廃棄物として環境中に排出されています。

これらのものは分解されてしまって他の物質に変化するものや、そのまま環境になかにとどまるものや色々有るように思います。


それらが食物連鎖に取り入れられてやがては我々の食べるものに入ってくると思います、その濃度は微量だとは思いますがいずれ濃縮されてくるものも有るように思います。

そこまで気にしていてはおそらく何も口にすることは出来ないでしょう、例えば先日太地町で鯨をよく食べる住民の体内には日本人の平均の数十倍の水銀が含まれていたという研究結果が新聞に掲載されていました。

これはおそらく鯨が食物連鎖の頂点に位置していたためそれを食べた人の体内に蓄積された結果だと思います。


したがって我々が口にするものは、このような食物連鎖の中で食品を口にしているという認識を持った上で、食生活を考えるという意識を持っていることが必要ではないかと考えています。

つまり歯磨剤の中に含まれる科学物質の影響と歯磨剤の有用性とを天秤にかけて、有用であると考えたなら使えばいいと思いますし害のほうが多いと考えるなら使わなければいいのではないでしょうか。


個人的には歯磨剤は程度の差はあっても歯をすり減らすので使わないほうがいいと考えています。

楔状欠損 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=90

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-07-13 08:29:26
それらの物質が、数分間口の粘膜に触れることで発癌するなんてことはあり得ないと思います。

ゆすいで、流してしまいますし、残っても唾液で薄まって、ごっくんと飲んでしまいますし。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-07-13 16:18:07
毎日チューブ1本を食べたりしなければ、発がん性はあまり気にすることは無いと思います。


歯磨き粉の使用に関しても賛否両論ありますが、私は使わなくても良いと思います。

歯磨き粉を使っても、使わなくても歯ブラシが当たらないとプラークは除去できません。
であれば、使わなくても良いと考えます。


歯磨き粉に含まれるフッ素など有用成分の効果を期待するなら使えば良いですし、有害物質(建前上は含まれていないはず、そう思われる物)が気になるなら使わないようにすればよいと思います。

ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タンロさん
返信日時:2010-07-18 02:25:54
山田先生、上田先生、杉原先生ありがとうございます。

毎食後歯磨き粉を使って歯磨きをしていたのですが、これからは量を減らして夜だけにするようにします。



タイトル 歯磨き粉の成分で癌になることはないですか?
質問者 タンロさん
地域 東京23区
年齢 27歳
性別 男性
職業 無職
カテゴリ 歯磨き(プラークコントロール) その他
材料・機材関連
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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