下D6Fの金ブリッジ、6番部分のレジン等の嵌め込みについて

相談者: うんにゃさん (56歳:男性)
投稿日時:2018-02-02 11:15:44
先頃、下D6Fのブリッジに関して、「左下D6Fブリッジ予定、抜歯した部分の構造について」質問致しましたところ、「金属代を少なくしようとすると6番の部分を削り込んでレジン等に置き換えることはある」との回答を頂きました。

ネットで金(または金銀パラジウム合金)の下D6Fブリッジの画像を探してみたところ、確かに、6番の宙に浮いているポンティックの部分には、
・全て金でできているもの
・外側(頬側)側面に白く嵌め込まれているもの
の2種類があることが分かりました。

この2種類は、金属代節約以外に何か使い分ける理由があるのでしょうか。
それぞれに良い点、悪い点があるのでしょうか。

よろしくお願い致します。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-02-02 11:38:10
>この2種類は、金属代節約以外に何か使い分ける理由があるのでしょうか。

金属だけだと重くなりますね。
敏感な方はそれを感じることもあるようです。

以前、ポンティック部をレジン前装していないブリッジを外した時に「あ、すごく軽くなった!」と言われた方がいらっしゃいました。
(お一人ですけれど)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うんにゃさん
返信日時:2018-02-03 10:50:59
櫻井先生

早速ご回答頂き、ありがとうございました。
軽量化の効果があることが分かりました。

他にも、ポンティック部を掘り込んでレジンで埋めた場合、継ぎ目に汚れが溜まったり、レジン部が変色したりする心配はないのでしょうか。

逆に、素人考えですが、ポンティック部が全て金属の塊ですと、成型した後に冷えて固まる時に収縮が大きくなって精度が出にくいというようなことはないのでしょうか。

あまり考え過ぎずに、自分の好みで要望してよいものでしょうか。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-02-03 10:57:58
ポンティック部を掘り込んでレジンで埋めた場合、継ぎ目に汚れが溜まったり、レジン部が変色したりする心配はないのでしょうか。

それはありますよ。

ただ、ポンティック部の前装レジンのすり減りや汚れは「見た目」の問題で「病気」としての実害はありませんからね…。


>逆に、素人考えですが、ポンティック部が全て金属の塊ですと、成型した後に冷えて固まる時に収縮が大きくなって精度が出にくいというようなことはないのでしょうか。

(前装ポンティックしかやった事が無いので)僕は特に気にしたことはありませんが、確かに金属収縮の問題はあるようです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うんにゃさん
返信日時:2018-02-04 16:50:00
櫻井先生
続けてご回答頂き、ありがとうございました。

個人的には、金属ならばD6Fの全てが金属の方が見た目がスッキリするような気もするのですが…、今はポンティック部をレジン前装するのが主流なのでしょうか。

見た目や好みより、軽量化や成形精度など機能面で優れていた方が良いので、先生によく聞いた上で決めたいと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2018-02-04 16:54:28
昨今、金属価格が特に、金やパラジウムの上昇が著しいので、全部金属にすると大赤字になる恐れもあるので、どうかお手柔らかにお願いしますね。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2018-02-04 17:47:25
うんにゃさん、こんにちは。

>素人考えですが、ポンティック部が全て金属の塊ですと、成型した後に冷えて固まる時に収縮が大きくなって精度が出にくいというようなことはないのでしょうか。

私は学生時代に「重合収縮量を削減するために、ポンティック部分の金属を減らし、レジンに置き換える」と技工の授業で習いました。
(うんにゃさんが書かれている内容と同じです。)

なので、技工士さんサイドでの精度確保のためにしているものと思っています。


ちなみに金属が高いのも間違いないので、その側面もあるとは思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うんにゃさん
返信日時:2018-02-04 18:42:16
タカタ先生
三木先生

ご回答頂き、ありがとうございました。

精度確保とコストダウンの両立ということが分かりました。
それに、軽量の方が負担が少なくて良いような気もしますので、その方向で考えたいと思います。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2018-02-05 08:15:25
ご相談ありがとうございます。

>この2種類は、金属代節約以外に何か使い分ける理由があるのでしょうか。

基本的に設計診断により使い分けます。


>それぞれに良い点、悪い点があるのでしょうか。

原則的には支える歯が残せるかどうか、に影響があり、検査・診断によりそれぞれ適切なタイプの患者さんに適応します。

それよりもポンティックの連結部が両側の支える歯との間に2ヶ所ありますが、ヤング率なども参考にして、どちらの部分の強度を優先するかなどの方が、支える歯を失わないためには重要です。


>精度確保

基本的に、大量の金属を鋳造するときの精度は崩れやすく、ポンティックが大きいことによる鋳造欠陥を防ぐことが補綴学的な第一番の目的であり、かつ重要な目的です。


>コストダウンの両立ということが分かりました。

費用の問題は大したことではありません。
設計を誤って、これからさらに両側の支える2本の歯を失う方が大損害だからです。

お金にすれば、何十万円というブリッジの治療費の中で、節約しても数千円程度の差にしかならないからです。

6番という極めて重要な歯を失ってしまった後の治療ですよね。
慎重に考えるタイミングです。
歯を守るブリッジ治療は、予防医療となります。

単純に歯が無いから歯を入れるのではなく、もちろんお金も大事ですが、それよりもう歯を失わないためという考えも目的とするならば、奥歯のブリッジはとても緻密で高度な治療となります。

少なくとも設計診断で得られたブリッジの形態を精確に再現するために、鋳造欠陥を用心することが歯科理工学的な目的だからです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うんにゃさん
返信日時:2018-02-05 13:18:44
さがら先生
詳しくご回答頂き、ありがとうございました。

鋳造の精度が重要なことがよく分かりました。
たいへん勉強になりました。

ちなみに、6番の歯は、小学生の時に酷い虫歯になり抜髄した歯です。
その後、歯が割れたりして根っこの方だけになり、今は5番と連結して銀歯を被せてあります。
この状態で長い間持ちましたが、遂に駄目になりました。

5、7番の抜髄リスクを減らすために、歯を削る量が少ない金属のブリッジを考えています。



タイトル 下D6Fの金ブリッジ、6番部分のレジン等の嵌め込みについて
質問者 うんにゃさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
材料・機材関連
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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