根管治療終了後に矯正予定、金属アレルギーがある場合
相談者:
千切さん (31歳:女性)
投稿日時:2019-03-13 14:17:47
アクセサリーの金属で被れてしまうので、今、根官治療をしている歯に詰物、又は被せものを保険で収まる金属を使っても大丈夫かどうか金属アレルギー検査をする予定です。
治療が終わり次第、ワイヤー部分が銀?銅?の歯列矯正もする予定です。
歯科で使われる金属の種類を知りたいです。
治療が終わり次第、ワイヤー部分が銀?銅?の歯列矯正もする予定です。
歯科で使われる金属の種類を知りたいです。
[過去のご相談]
回答1
月島矯正歯科(中央区月島)の今村です。
回答日時:2019-03-13 15:54:33
矯正治療で使用するワイヤーは、ステンレスとニッケル−チタン系のワイヤーです。
また、ブラケットやチューブ、それにバンドといった金属製の装置のほとんどはステンレスと考えていいでしょう。
ステンレス鋼は鉄のなかにクロムとニッケルが含まれているものということになっております。
一方のニッケル−チタン系のワイヤーはニッケルとチタンをほぼ半分ずつ含んでいると書かれております。
しばしば金属アレルギーとして問題になってくるのがニッケルということになっており、アレルギー症状が発症してくるのが、おおむね3ヶ月を過ぎた頃と考えております。
また、ニッケルーチタン系のワイヤの方がニッケルの含有量は多いのですが、溶出量としては少ないため、ステンレス鋼よりもこちらを用いることで、アレルギー症状を抑えることができるという経験をしています。
重量的にはワイヤーよりもブラケットやバンドの方が大きいため、これらを違った材質のものに変更することでニッケルの影響は抑えることはできるようです。
また、ブラケットやチューブ、それにバンドといった金属製の装置のほとんどはステンレスと考えていいでしょう。
ステンレス鋼は鉄のなかにクロムとニッケルが含まれているものということになっております。
一方のニッケル−チタン系のワイヤーはニッケルとチタンをほぼ半分ずつ含んでいると書かれております。
しばしば金属アレルギーとして問題になってくるのがニッケルということになっており、アレルギー症状が発症してくるのが、おおむね3ヶ月を過ぎた頃と考えております。
また、ニッケルーチタン系のワイヤの方がニッケルの含有量は多いのですが、溶出量としては少ないため、ステンレス鋼よりもこちらを用いることで、アレルギー症状を抑えることができるという経験をしています。
重量的にはワイヤーよりもブラケットやバンドの方が大きいため、これらを違った材質のものに変更することでニッケルの影響は抑えることはできるようです。
回答2
メイクスマイル歯科(東京都文京区)の森田です。
回答日時:2019-03-13 17:30:28
千切 さん、こんにちは。
>アクセサリーの金属で被れてしまうので、今、根官治療をしている歯に詰物、又は被せものを保険で収まる金属を使っても大丈夫かどうか金属アレルギー検査をする予定です。
参考:インレーやクラウンに使う金属の成分(金属アレルギー)
歯科の保険で使っている金属は、金銀パラジウム合金が主になっています。上のサイトにもありますが、主な金属の他にも、金属に若干の不純物と
して他の種類の金属が含まれています。
現在金属アレルギーがある場合、やや軟らかい材料になりますが、金属でない材質の被せ物も保険でできるようになっています。
金属アレルギー検査の結果にもよりますが、これを機会に金属を使わない被せ物にしていくのも、一つの考え方だと思います。(自費になると費用はそれなりに掛かってしまいますが)
参考になれば幸いです。
>アクセサリーの金属で被れてしまうので、今、根官治療をしている歯に詰物、又は被せものを保険で収まる金属を使っても大丈夫かどうか金属アレルギー検査をする予定です。
参考:インレーやクラウンに使う金属の成分(金属アレルギー)
歯科の保険で使っている金属は、金銀パラジウム合金が主になっています。上のサイトにもありますが、主な金属の他にも、金属に若干の不純物と
して他の種類の金属が含まれています。
現在金属アレルギーがある場合、やや軟らかい材料になりますが、金属でない材質の被せ物も保険でできるようになっています。
金属アレルギー検査の結果にもよりますが、これを機会に金属を使わない被せ物にしていくのも、一つの考え方だと思います。(自費になると費用はそれなりに掛かってしまいますが)
参考になれば幸いです。
タイトル | 根管治療終了後に矯正予定、金属アレルギーがある場合 |
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質問者 | 千切さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 31歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 歯列矯正(矯正歯科)その他 歯科金属アレルギー |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。