歯の根元がむき出しになってきて段ができてきた歯

相談者: びんちょさん (50歳:女性)
投稿日時:2019-07-23 12:15:03
歯ぎしりもするのですが 歯茎が下がってきたように境目の根元が段になっている歯がいくつかあります。

ある歯医者さんから、白い詰め物をあらたに詰めることもできるけれど、それは歯茎にとってはあまりよくないと言われている、歯医者さんにもよるんだけれども、そんなに見た目が気にならないなら、液状のしみ止めのような薬(?!)をぬって様子をみるとのことで、どちらがよいですか?と聞かれました。

実際過去に何回か白い詰め物を歯の根元に詰めてもらったこともありますが、今回初めて それをきいてどうしたらよいものか無知なためあらためておしえてください。


@歯茎が露出した時の白い詰め物(プラスチックのような?)と液体のしみどめ薬の正式名称は何と言いますか?

A普通、歯科医院では歯茎が下がってきたときの治療法は どう考えられていますか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2019-07-23 18:44:17
歯ぎしりもするのですが 歯茎が下がってきたように境目の根元が段になっている歯がいくつかあります。

いわゆる「楔状欠損」になっているのでしょうか。

かつては、オーバーブラッシングが原因だという説を唱える者もいたようですが、昨今では、全くもって否定されています。


>ある歯医者さんから、白い詰め物をあらたに詰めることもできる

「歯茎にとってはあまりよくない」かどうかはともかく、レジンを充填していただくかどうかを検討する以前に、根元の段の原因となっている、力のコントロールが大事です。

厳しい書き方になってしまいますが、原因となっている力のコントロールを後送りにし、ただ対処的に、積極的にレジンでの修復をと勧める歯科医師は、単に点数稼ぎとさえ思えます。


>歯茎が露出した時の白い詰め物(プラスチックのような?)と液体のしみどめ薬の正式名称は何と言いますか?

正式名称という訳ではありませんが、ある製品には「歯科知覚過敏抑制材料」と表記されています。


>液状のしみ止めのような薬(?!)をぬって様子をみる
>普通、歯科医院では歯茎が下がってきたときの治療法は どう考えられていますか?

何をもって普通かということになりますが、私だったら、単に様子をみるのではなく、力のコントロールについての是正指導を第一に選択します。

参考:TCH、歯列接触癖



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回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-07-24 00:44:29
こんにちは。


歯茎の下がりは加齢による骨の減少、コラーゲン線維の減少、歯の傾斜、オーバーブラッシング歯牙の過剰咬合負担によるアブフラクション等様々な原因があると思いますからまず原因除去への取り組みが必要だと思います。

加齢によるものはどうしようもない場合がほとんどですが、歯の傾斜はアンチエイジング矯正(長年の力のバランスにより倒れてきた歯を立て直しサポートする矯正治療)、適切な歯磨き指導と練習、咬合治療、TCH等の力のコントロール法の習得等等原因と症状により効果的な方法は異なって来ると思います。


歯科医によく診てもらい悪化しない方法を考えてもらうと良いかもしれませんね。

その上で治療となると知覚過敏があれば知覚過敏処置として露出した根面を樹脂でカバーするか、または実質欠損を樹脂で埋める治療を受けることができると思います。


露出根面は大抵は綺麗に歯磨きで磨かれすり減った状態の象牙質になると思いますが、最近の樹脂は象牙質にくっつくように進化したのでそういうタイプのボンディング剤を塗布して固めたり、更にその上にレジンを盛って整形したりする事になると思います。

樹脂が象牙質にくっつかない時代はグラスアイオノマーセメントを塗って固めて整形していました。
歯とよく似た色で象牙質にくっつくものである事が素材の条件になると思います。


歯磨き圧が頬粘膜の圧を受けて強すぎれば一度塗り固めてもまたすり減るので、何年かすればまたやり直しが必要になる場合がありそうです。




タイトル 歯の根元がむき出しになってきて段ができてきた歯
質問者 びんちょさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 楔状欠損(くさび状欠損)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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