シーラントをする幼若永久歯とはいつ頃までを指すのか
相談者:
つぐことさん (45歳:女性)
投稿日時:2020-09-29 11:10:39
いつもお世話になっております。
8歳娘の6歳臼歯にシーラントをするか悩み色々読みましたら
『幼若永久歯におこなう』
と書いてあるものが多かったです。
●この幼若永久歯とはいつまでのことを言うのですか?
●娘の6歳臼歯は生えはじめから約2年経過していますがシーラントをするには遅いのでしょうか?
6歳臼歯4本のうち1本だけシーラントがしてあります。
その時は定期検診で衛生士さんから勧められておこなったのですが、その後、衛生士さんが変わり、その衛生士さんからはシーラントの話はされたことがないのでうっかりしていました。
シーラントはしたらしたで二次虫歯が心配で、やらなかったらやらなかったで虫歯になるか心配で。
近々定期検診にいくのですが、たぶんシーラントの話をすると『やりますか?』と言われると思います。
やりますと言ってしまうのですが、歯ブラシの届かない溝の深い所にすでに小さな虫歯があったらどうしようと焦ります。
話がそれてすみません。
回答宜しくお願いします。
8歳娘の6歳臼歯にシーラントをするか悩み色々読みましたら
『幼若永久歯におこなう』
と書いてあるものが多かったです。
●この幼若永久歯とはいつまでのことを言うのですか?
●娘の6歳臼歯は生えはじめから約2年経過していますがシーラントをするには遅いのでしょうか?
6歳臼歯4本のうち1本だけシーラントがしてあります。
その時は定期検診で衛生士さんから勧められておこなったのですが、その後、衛生士さんが変わり、その衛生士さんからはシーラントの話はされたことがないのでうっかりしていました。
シーラントはしたらしたで二次虫歯が心配で、やらなかったらやらなかったで虫歯になるか心配で。
近々定期検診にいくのですが、たぶんシーラントの話をすると『やりますか?』と言われると思います。
やりますと言ってしまうのですが、歯ブラシの届かない溝の深い所にすでに小さな虫歯があったらどうしようと焦ります。
話がそれてすみません。
回答宜しくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-09-29 13:34:13
つぐことさん、こんにちは。
>この幼若永久歯とはいつまでのことを言うのですか?
萌出から2,3年だと思いますが、萌出時期や成長には個人差があります。
また保険適応も都道府県により異なるかもしれませんが、12歳もしくは16歳まで可能とされていると思います。
>娘の6歳臼歯は生えはじめから約2年経過していますがシーラントをするには遅いのでしょうか?
保険適応でも可能な年齢だと思います。
>その後、衛生士さんが変わり
同じ院内であれば意思の統一がなされていなかったのかなとは思いますが、シーラントを薦めない歯科医師もいます。
>シーラントはしたらしたで二次虫歯が心配で、やらなかったらやらなかったで虫歯になるか心配で。
全ての薬には副作用があるのと同じです。
全ての医療にはリスクやデメリットが伴います。
メリットとデメリットのトレードオフになります。
シーラントもエッチングで脱灰をさせることや、厳密には小窩裂溝は完璧に封鎖することは不可能ですから、そうしたことから否定的な方もいます。
小窩裂溝はとても細くて歯ブラシが届かないので…といった説明や簡略的な図をもって説明されていることが多いと思いますが、実際に切片標本の顕微鏡写真をみると、一般の方が思っているよりもはるかに細くて深いことがわかります。
>歯ブラシの届かない溝の深い所にすでに小さな虫歯があったらどうしようと焦ります。
より完璧を求められるのでしたら、ラバーダムを使い徹底的に清掃した上で次亜塩素酸なども使い消毒したりレーザーを当てたりしたうえで、マイクロスコープの拡大視野で細いファイルなどを使って丁寧にシーラントしてもらえると安心でしょうし、そうしたことを行っている歯科医院もあるようです。
ただ、自費診療となるでしょうし、シーラントの為に口を開けている時間もかなり長時間になりますので、お子さんの負担も大きくはなるでしょうし、耐えられるかという問題はあると思います。
通常は、そこまでしなくとも保険の範囲内で通常のシーラントでもできる範囲で丁寧にしてもらえれば、十分に意味はあるのかなとは思いますが、虫歯の治療と違い必ず行わなければならないものでもありませんので、親御さんの価値観次第にはなると思います。
よくメリットとデメリットについて相談されて、納得された上でやるかやらないかを決められると良いと思います。
参考にされてください。
>この幼若永久歯とはいつまでのことを言うのですか?
萌出から2,3年だと思いますが、萌出時期や成長には個人差があります。
また保険適応も都道府県により異なるかもしれませんが、12歳もしくは16歳まで可能とされていると思います。
>娘の6歳臼歯は生えはじめから約2年経過していますがシーラントをするには遅いのでしょうか?
保険適応でも可能な年齢だと思います。
>その後、衛生士さんが変わり
同じ院内であれば意思の統一がなされていなかったのかなとは思いますが、シーラントを薦めない歯科医師もいます。
>シーラントはしたらしたで二次虫歯が心配で、やらなかったらやらなかったで虫歯になるか心配で。
全ての薬には副作用があるのと同じです。
全ての医療にはリスクやデメリットが伴います。
メリットとデメリットのトレードオフになります。
シーラントもエッチングで脱灰をさせることや、厳密には小窩裂溝は完璧に封鎖することは不可能ですから、そうしたことから否定的な方もいます。
小窩裂溝はとても細くて歯ブラシが届かないので…といった説明や簡略的な図をもって説明されていることが多いと思いますが、実際に切片標本の顕微鏡写真をみると、一般の方が思っているよりもはるかに細くて深いことがわかります。
>歯ブラシの届かない溝の深い所にすでに小さな虫歯があったらどうしようと焦ります。
より完璧を求められるのでしたら、ラバーダムを使い徹底的に清掃した上で次亜塩素酸なども使い消毒したりレーザーを当てたりしたうえで、マイクロスコープの拡大視野で細いファイルなどを使って丁寧にシーラントしてもらえると安心でしょうし、そうしたことを行っている歯科医院もあるようです。
ただ、自費診療となるでしょうし、シーラントの為に口を開けている時間もかなり長時間になりますので、お子さんの負担も大きくはなるでしょうし、耐えられるかという問題はあると思います。
通常は、そこまでしなくとも保険の範囲内で通常のシーラントでもできる範囲で丁寧にしてもらえれば、十分に意味はあるのかなとは思いますが、虫歯の治療と違い必ず行わなければならないものでもありませんので、親御さんの価値観次第にはなると思います。
よくメリットとデメリットについて相談されて、納得された上でやるかやらないかを決められると良いと思います。
参考にされてください。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-09-29 16:32:18
こんにちは。シーラントはされておく方が良いと思います。
別に通法通りに行ってもらうのでいっこうに構わないと思います。
特に顕微鏡下でラバーダム防湿を行い次亜塩素酸を使ったりオゾン殺菌を行ったりレーザーでエナメル質の構造を変えて行うというかなり大変な治療を選択されなくても、虫歯治療ではありませんから問題は生じないと思います。
矯正治療を行っていると小児期にきちんとシーラントされているお子さんは虫歯にならないのでその後の治療時にとても安心出来ます。
シーラントされていない場合は最低でもしっかり歯磨きをさせてください。
小学校に行きはじめてお母さんの管理の目が行き届かなくなるならばシーラントはしっかりしておいてほしいなと思います。
前歯の生え変わりの時期は口唇閉鎖を獲得させておいてください。
別に通法通りに行ってもらうのでいっこうに構わないと思います。
特に顕微鏡下でラバーダム防湿を行い次亜塩素酸を使ったりオゾン殺菌を行ったりレーザーでエナメル質の構造を変えて行うというかなり大変な治療を選択されなくても、虫歯治療ではありませんから問題は生じないと思います。
矯正治療を行っていると小児期にきちんとシーラントされているお子さんは虫歯にならないのでその後の治療時にとても安心出来ます。
シーラントされていない場合は最低でもしっかり歯磨きをさせてください。
小学校に行きはじめてお母さんの管理の目が行き届かなくなるならばシーラントはしっかりしておいてほしいなと思います。
前歯の生え変わりの時期は口唇閉鎖を獲得させておいてください。
回答3
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2020-09-29 16:51:10
つぐことさん、こんにちは。
シーラントも適応症があります。
必要以上にすると、害の方が大きかなることもあります。
乳歯の虫歯はある、あるいはあったのでしょうか?
もし乳歯の虫歯がなく、6歳臼歯も生えてから2年経っとも虫歯になっていないのならシーラントをする必要性は低いと思います。
シーラントも適応症があります。
必要以上にすると、害の方が大きかなることもあります。
乳歯の虫歯はある、あるいはあったのでしょうか?
もし乳歯の虫歯がなく、6歳臼歯も生えてから2年経っとも虫歯になっていないのならシーラントをする必要性は低いと思います。
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2020-09-29 21:57:21
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2020-09-30 00:18:11
相談者からの返信
相談者:
つぐことさん
返信日時:2020-09-30 00:27:38
タイトル | シーラントをする幼若永久歯とはいつ頃までを指すのか |
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質問者 | つぐことさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 45歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 シーラント 子供の虫歯予防 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。