日本での「差し歯」について(米国)

相談者: SPNさん (56歳:女性)
投稿日時:2025-01-06 04:42:54
大変恐縮ですが、アメリカ在住のため、出来ればアメリカでのご経験がある先生に回答をお願いしたいと思います。

日本での「差し歯」は、根っこが残っているけれど歯茎から出ている部分の歯が小さいときに、コアを立ててクラウン人工歯?)を入れる治療だと思っています。

アメリカでは、日本の差し歯にぴったり相当するものがない(あるいはポピュラーでない)ように感じています。

調べたところ、アメリカでは、ポストアンドコア(post and core)というものが近いようですが、差し歯とは違うような気もしています。

実際は、日本の差し歯に相当する治療は、アメリカにはないのでしょうか? 
または、ポストアンドコア(post and core)は、差し歯と同じなんでしょうか?

これに関して、差し歯の場合に付ける人工歯は、クラウンとは違うのでしょうか?(人工歯は内部まで体積があるところにポストが入る穴が開いていて、クラウンは側面だけ?)

宜しくお願いします!
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2025-01-08 18:06:56
まず回答者の方で、留学経験のある方はほとんどいないはずだと思います。

差し歯は大昔の保険診療ではよく行われたと思います。
多分今では死語に近いと思います。

「差し歯」はポストクラウンであり、歯根に入るメタル部分と歯冠部レジンorセラミックを前装した以外が、すべて繋がっているものを指すと思います。

「post and core」で検索すると、日本での一般的なメタルコア、あるいはファイバーコアに相当する情報が出てきます。    

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: SPNさん
返信日時:2025-01-09 00:49:43
柴田先生

回答ありがとうございます。

差し歯にしているという人の話を耳にしたことがあったので関心を持っていたのですが、大昔に行われていた死語だからあまり聞かない用語になってしまっていたのですね。

情報をいただいて参考になりました!
回答 回答2
  • 回答者
クレア歯科クリニック(杉並区阿佐谷北)の平岡です。
回答日時:2025-01-09 09:33:00
解決になっていますが追加です。

さし歯という表現に関しては、柴田先生のおっしゃる通りです。
今の日本では俗に言うさし歯(ポストクラウン)はほぼ行われていないと思います。

今はコアを作ってからクラウンをかぶせるという方法です。

アメリカでも同様の治療を一般的に行います。

post and coreは、ご質問文のなかの「コアを立てて」のコアに当たるものです。

その上にcrownをかぶせます。

日本と一緒です。




タイトル 日本での「差し歯」について(米国)
質問者 SPNさん
地域 非公開
年齢 56歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
補綴関連
専門的な質問その他
アメリカ(米国)
回答者




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