再根管治療後も時折痛む、内部で膿が溜まっているのでは?

相談者: フィットさん (58歳:男性)
投稿日時:2025-06-20 09:57:26
30年前くらいに左下奥歯根管治療歯科Aで受けました。

2020年に痛み出したので、歯科B(大学病院歯内療法科)でレントゲンを撮ってもらったところ、1p程度の嚢胞らしきものがあるとのことで、再根管治療を受けました。

再根管治療後のレントゲンでは同じ箇所にあった1p程度の嚢胞は確認できないと医師から言われ安心してしておりました。


再根管治療完了後(2021年9月)はしばらく再発は無かったのですが、2024年6、12月、2025年5、6月と再発をしています。

ただ、抗生物質と痛み止めの処方は再根管治療の前後で変わっていませんが、痛みから解放されていく過程が異なっています。


再根管治療を受ける前は、3回程、約3か月毎に痛みを感じ、4〜5日でフィスティルができて、膿が出ると痛みから解放されていました。
再根管治療後はフィスティルが出来た様子もなく、膿が出た様子もなく、4〜5日で痛みから解放されています。



そこで質問ですが、レントゲンでは写らない嚢胞が出来ている可能性を高いでしょうか?
膿が外に出ずに内部でたまっているのではないかと危惧しております。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2025-06-20 10:14:51
嚢胞
 
嚢胞ではなく根尖病変ですね。
 
嚢胞であれば根管治療ではなく外科的に切除しないと治りませんし、病理切片の組織片を採取しないと嚢胞と病名は付けれません。

 

>膿が外に出ずに内部でたまっているのではないかと危惧しております。
 
下顎の奥歯の病変はレントゲンで識別しずらい時があるので、心配であればCBCTなどの3Dのレントゲンで判断してもらえばいいと思います。

 
おだいじに

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: フィットさん
返信日時:2025-06-23 12:42:17
井野先生

お忙しいところご回答ありがとうございます。


現在、再根管治療の経過観察中であり、6か月毎にレントゲンを撮ってもらっています。
保険適用)



1.すでに治療は終了しているですが、経過観察中は、CBCTは保険適用外となるのが一般的でしょうか?


2.膿が外に出ずに内部でたまっているとしたら、嚢胞または嚢胞にならなくても、放置しておいた場合、どんな影響が考えられますでしょうか?
また生命に影響を及ぼすようなことはあるのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2025-06-23 18:27:41
>再根管治療後のレントゲンでは同じ箇所にあった1p程度の嚢胞は確認できないと医師から言われ安心してしておりました

井野先生の回答にもあるように「囊胞」ではなくて「根尖病変」あるいは「根尖部透過像」が正しい説明かと思います。

歯科大学の担当医の用語の使い方や説明が間違っていたのか相談者の聞き間違いあるいは記憶違いかと思います。



>根管治療後はフィスティルが出来た様子もなく、膿が出た様子もなく、4〜5日で痛みから解放されています

本当に再発なんでしょうか?

定期的にレントゲンを撮影しているとのことですから、術前術中術後と比べていると思います。

当然術後に比べて透過像が大きくなれば、「歯根端切除術」「意図的再植」「ヘミセクショ歯」などの提案があると思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2025-06-25 09:48:48
最近、瘻孔(フィステル)が出来たのだとすれば、嚢胞ではないです。

嚢胞ではないのだとすると(高い確率で)虫歯ですから、普通に根管治療するだけです。

根管治療を行っても改善しないようなら抜歯の適応になることが多いですね。




タイトル 再根管治療後も時折痛む、内部で膿が溜まっているのでは?
質問者 フィットさん
地域 非公開
年齢 58歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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