外側しか残っていない歯根の保存は難しいのでしょうか?

相談者: ねこまたさん (55歳:女性)
投稿日時:2016-02-23 17:02:41
こんにちは。
いつもお世話になっています。


歯医者さんで、左上6番の歯石取りをしている時に、左上5番の差し歯が取れました。
差し歯の下の、歯根の部分が虫歯になっていたそうです。

差し歯の下の部分にひびが入っていて、そこから虫歯になったのではないかと言われました。


現在、その虫歯を削って中に詰め物をしたところです。後日にじっくり診察をして、今後を決めると言われましたが、中がすっかり虫歯になって、歯の部分が薄皮一枚しか残っていないところもあるそうです。

その歯には歯周病等なく、今まで何も問題なく過ごせてきていたのですが、歯が残せるかどうかはわからないと言われています。


外側しか残っていない歯根というのは、保存が難しいものなのでしょうか?
中にセメント等、他の物を充てんすればいいわけではないのでしょうか?

歯の内部から接着剤を入れることで、ひびの入った歯根を保存する方法もあるようですが、薄い外側しか歯の部分が残っていない歯根の場合は、そういう方法を取る際にも、難しいのでしょうか?


どうか、教えてください。
よろしくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-02-23 18:41:32
んんん…

>外側しか残っていない歯根というのは、保存が難しいものなのでしょうか?
>中にセメント等、他の物を充てんすればいいわけではないのでしょうか?

実際に拝見していないので何とも言えませんが、一般的には「天然の歯質が少ない場合には保存が難しくなる」とは言えると思います。

特にひびが入っている場合にはそういう傾向が強くなると思います。


>薄い外側しか歯の部分が残っていない歯根の場合は、そういう方法を取る際にも、難しいのでしょうか?

どうでしょうね?

 ・歯科医の腕によって残せるか残せないかが変わる
 ・保険治療では治療法や材料に制約があり難しい

など、保存のためには越えなければいけない、いろいろな問題があるかもしれません。

担当の先生が最善の努力をしてくれることを祈りましょう。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-02-23 19:41:09
無理やりでもセメント流し込むとかして、その歯を「そこに存在させ続ける」ことは可能かもしれませんが、ちゃんと、硬いものをかんだりして「使える状態を維持し続ける」ことができるかどうかは怪しいところです。

あなたがその歯に対してどれほどの執着があるのか にもよるので、担当医とよく相談してください

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ねこまたさん
返信日時:2016-02-24 13:26:43
櫻井先生、タカタ先生、ありがとうございました。

ケースバイケースでなんともいえない、という状況だと理解しました。

執着していこうと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-02-24 13:45:04
>執着していこうと思います。

タカタ先生も書かれておりますが、

「残せる事」



「咬めるようにする事」

は違います。


つまり、

「残せたとしても、そこで絶対にものを咬まないでください」

と言う条件付きになっても残したいか?という事もお考えいただく必要があると思います。


個人的には、技術的に「歯を温存させることができる」としても「機能させることができない」「健康とは言えない」と言うのであれば抜歯することを勧めることが多いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ねこまたさん
返信日時:2016-02-25 11:31:28
櫻井先生、再度のご回答、ありがとうございます。

私の口の中には、すでに、もたないと歯科の先生に言われた歯がけっこうあるのですが、とりあえず問題なく暮らせているので、これからもひたすら執着して、とにかく温存していこうと思っています。

毎年何本か新たに虫歯で、親知らずまで治療ずみで、まだ一本も歯を抜かずに来ました。
食後の歯磨き頑張って歯周病もないのに、続々虫歯になるので、ひたすら温存していこうというのを、とりあえずムヤミな目標にしているところです。

いずれ諦める日も来た時に、先生のお言葉を慰めにさせていただきます。

ありがとうございました。



タイトル 外側しか残っていない歯根の保存は難しいのでしょうか?
質問者 ねこまたさん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根の病気・異常その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total   今日 今日   昨日 昨日  
現在 人が閲覧中