40年前の根管充填剤は差し歯の土台を接着するのに問題があるか?

相談者: ねこまたさん (55歳:女性)
投稿日時:2016-02-28 10:10:28
こんにちは。いつもお世話になっています。

左上7番の差し歯が土台ごと取れてしまったので、治療しようとしているところです。

根幹治療は40年前に受けていて、自分としては全く問題ない感じです。
レントゲンでも問題ないです。


歯チャンネルを見ていて、根幹治療の材質によっては、そこにコアとかレジンがくっつきにくいということが、書いてありました。
私の根幹の材質は、多分、その、つきにくいやつです。

私の歯は、歯茎の上の部分がない状態で、差し歯やコアが取れやすいと思います。
エクストリュージョンせずに接着の力だけで差し歯をできれば、と、思ってます。


大昔の根幹治療自体に全く問題なくても、取れない差し歯を作るために、根幹の材質を入れ替えた方がいいのでしょうか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-02-29 11:15:40
根幹治療の材質によっては、そこにコアとかレジンがくっつきにくいということが、

根管充填剤の事でしょうか?

今はガッタパーチャポイント(ゴム)が一般的です。
最近だとMTAセメントによる根管充填も増えてきていると思います。

ただ、40年前だと

 1 ガッタパーチャポイント
 2 シルバーポイント
 3 綿栓

の3種類くらいだと思います。


>私の根幹の材質は、多分、その、つきにくいやつです。
>私の歯は、歯茎の上の部分がない状態で、差し歯やコアが取れやすいと思います。

ただ、どの根管充填剤を使われていたとしても根管内でポストを接着する面積から考えればどれも10%以下だと思います。

なので「材質により接着しにくい」のは一部分だけであって、それが「ポストのダツリ」に直接の影響は出ないと思います。


>根幹治療は40年前に受けていて、自分としては全く問題ない感じです。
レントゲンでも問題ないです。
>大昔の根幹治療自体に全く問題なくても、取れない差し歯を作るために、根幹の材質を入れ替えた方がいいのでしょうか?

「接着強度を上げるため」に入れ替える必要は全く無いでしょうね。

むしろ感染歯根破折のリスクが上がるだけだと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ねこまたさん
返信日時:2016-02-29 12:09:48
櫻井先生、ありがとうございます!!!!

もう、ご回答はつかないものと思っていました。


当該の歯は、現在、差し歯とポストが取れてしまって、治療待ちなのですが、根幹治療40年選手なのに、今まで全然問題がないんです。

けれども、多分、土台がつきにくい材料だろうし、現在、ちょうど穴が開いているわけだし、この機会に、中身を入れ替えたりした方がいいのかなあ??と思っていました。

ご意見をいただけて、助かりました。

ありがとうございました。



タイトル 40年前の根管充填剤は差し歯の土台を接着するのに問題があるか?
質問者 ねこまたさん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 支台築造その他
根管充填
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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