[写真あり] 根管治療を最初から専門医で受けることのメリットとC2虫歯

相談者: まじっくさん (34歳:男性)
投稿日時:2013-01-27 17:09:16
非常に寒い中、風邪をひきながらの投稿になりますので、誤字脱字はご容赦ください。
よろしくお願いいたします。


根管治療が必要になった場合ですが、最初に専門医自費診療で行うのは大きな価値があるのでしょうか?

こちらの相談掲示板では、何度も治療をして上手くいかない場合は、専門医の出番ということをよく目にします。
しかし、最初の段階で専門医に自費診療で治療していただくとかなり予後はいいものでしょうか?



それと、C2の虫歯についてなんですが、ここまで進行をすると治療をしても手遅れのケースが多いのでしょうか?
手遅れとは抜髄の事です。

非常に漠然とした質問ですが、C2という虫歯の程度でも上中下といったランク付けをされておればまた一つの参考になると思っていたのですが、実際には判断は難しいでしょうか?


私は数年前に神経ギリギリの虫歯を治療をしたのですが、数年後にダメになって抜髄に至った経験があるのでC2はほとんどがこうなってしまうのかな?と考えてしまっております。

また近いうちに、C2の虫歯の治療がありますが、医師の話ではまだ象牙質の上の方と言われていますが、心配をしております。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-01-27 17:14:14
根管治療が必要になった場合ですが、最初に専門医自費診療で行うのは大きな価値があるのでしょうか?

最初の抜髄の時に受けるのは意味があると思います。



>C2の虫歯についてなんですが、ここまで進行をすると治療をしても手遅れのケースが多いのでしょうか?手遅れとは抜髄の事です。

C2とは象牙質に限局した虫歯ですので一般的には抜髄にはなりません。

抜髄になるということはC3(歯髄まで達した虫歯)ということです。



>C2はほとんどがこうなってしまうのかな?と考えてしまっております。

不幸にしてそのような経過をとることもありますが、そうでない場合も多々あります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-01-27 17:18:47
にすもん さん、こんにちは。

>こちらの相談掲示板では、何度も治療をして上手くいかない場合は、専門医の出番ということをよく目にします。

経済的に許されるのであれば、最初の段階から診ていただくのは、大きな価値があると思います。


>C2という虫歯の程度でも上中下といったランク付けをされておればまた一つの参考になると思っていた

にすもん さんのお考えの通り、実際には判断は難しいと、私も思っています。

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-01-27 17:31:07
何度も根管治療をやり直すことで根管形態を破壊する前に、最初の治療でやり直しの必要がないようにされる事が最善のように思えます。

わざわざ最初に、緩いカーブのガードレールを直進突破するような治療を選択しなくても良いような気はします。



神経ギリギリの虫歯は、どのように治療する事がベストかは幾つかの意見があると思います。
もし、結果を求められるのであれば、術前に充分コンサルテーションを受けて、充分に納得いかれてから治療に入るのが良いと思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まじっくさん
返信日時:2013-01-30 01:00:07
ありがとうございます。
やはり専門医に掛かるというのは、ある程度検討材料にしてもいいですね。


それと、新たにスレッドを立てるともったいないので、このまま質問をさせていただきます。

歯の治療の中で最も痛くて大変なのは、麻酔が効かない状態での抜髄だと思われますが、この状態になる前に速やかに神経を取ってしまった方が痛みなどは少ないのでしょうか?
その判断は、定期的に診察をしていただいて、主治医にしていただくといった方がいいのでしょうか?

あと、抜髄を行う時にリーマを使用して神経を除去するときにたまにズキっとする痛みは必ず伴うものなのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-01-30 01:14:24
にすもん さん、ご返信ありがとうございます。

>新たにスレッドを立てるともったいないので、このまま質問をさせていただきます。

ありがとうございます。


>判断は、定期的に診察をしていただいて、主治医にしていただくといった方がいいのでしょうか?

そう思います。


抜髄を行う時にリーマを使用して神経を除去するときにたまにズキっとする痛みは必ず伴うものなのでしょうか?

殆どの場合、麻酔が奏功しているので、ズキっとまで感じることはないのではと思われます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まじっくさん
返信日時:2013-01-30 01:21:21
非常に早い返信ありがとうございます。
別のスレッドを立ち上げて質問をさせていただこうと思っておりましたが、ほかの深刻な方々の相談を下に下げてしまう可能性があり、こちらに書かせていただきました。



私が以前に行った下7番の抜髄は急性化膿性歯髄炎と引き起こしていた可能性が高く、大変な治療であったと言われました。

冷たいものが沁みて、暖かい物は圧迫されているような痛みを伴い、それが数十分続き、寝ている時に痛みで目が空き、その痛みに限っては数時間続きました。最終的に痛みは無くなりましたが、神経が死んでしまい、膿みが溜まって、治療の時も腐敗臭が漂う状態であったようです。


この状態だから、治療中にリーマでのズキっとする痛みを感じたのでしょうか?
もし、もう少し早い段階で治療を行えば、ここまでの痛みを伴いこともなかった可能性があったんでしょうか?

ただ、この場合は麻酔が効きにくい状態なので、一番痛い麻酔を行った可能性があるかもしれませんが・・・(汗
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-01-30 01:42:37
>もう少し早い段階で治療を行えば、ここまでの痛みを伴いこともなかった可能性があったんでしょうか?

端的に言えば、そういうことになろうかと思われます。

ただ、今回はC2とのことですので、経過を診ていただいてくださいね。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-01-30 13:46:15
>別のスレッドを立ち上げて質問をさせていただこうと思っておりましたが、ほかの深刻な方々の相談を下に下げてしまう可能性があり、こちらに書かせていただきました。

素晴らしい!(←太字、フォントを大きくしたいぐらい)

掲示板で他の方のことを思って頂ける方がおられるとは^^



基本的に歯内療法のみをおこなっている歯科医院は、C2の治療は行わないことが多いので、神経の保存をなるべく行ってくれる歯科医院で処置を受けられてみてはどうでしょう!?

その際にもし神経の治療になれば専門医にかかりたいのですが、など先に言っておけばそれなりの配慮はしてくれると思いますよ^^

神経を取らずに済むといいですね。


おだいじに

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2013-01-30 15:38:07
>私が以前に行った下7番の抜髄

炎症の程度もありますが、単純に「一番麻酔が効きにくい部位なので効かなかった」と言う事も考えられます。


>また近いうちに、C2の虫歯の治療がありますが

ドコの歯でしょう?
上顎であればかなり麻酔は効きやすいと思いますよ。


また、井野先生も書かれておりますが「歯内療法のみをおこなっている歯科医院は、C2の治療は行わないことが多い」です。

なので、特に「根管治療専門」にこだわるのではなく、「顕微鏡を使ってC2の治療をしてくれる歯医者さん」を探されてはいかがでしょうか?


顕微鏡を使って丁寧に治療すれば歯髄保護が可能な場合が多いです。

参考写真のように神経がスケスケに見えていてもこの歯は抜髄しておりません。
(肉眼ではこの処置は厳しいと思いますよ)

画像1画像1 画像2画像2

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まじっくさん
返信日時:2013-01-30 16:46:43
先生方、ありがとうございます。

少し説明不足でした。
あまり詳しく説明をすると、以前の名前を変えて私がこちらに投稿していることが主治医にバレてしまうので、少しあやふやにお答えてしておりました。

一応専門医に関しては、再治療がすぐに必要になるのはよくないと考えて、根の治療だけ専門医に掛かっている状況です。
(もちろんこれは主治医は知っています)
普段は一般の歯医者さんに通っています。



櫻井先生へ
今回治療を行うのは、この7番の隣の下の6番です。
自覚症状はありません。

それに、7番が冠をかぶせる前の状態で真横からミラーで見れているので、レントゲンも撮っており、かなり信ぴょう性が高い状態だと思います。
(医師曰く、削ってみないとわからないが、また上の方なのでとの事だったので安心してください、とのことでした)


根管治療の途中でいわゆるチクチクするような事はよくあるのでしょうか?
専門医の話では知覚残っていて起こることだそうです。

この7番は元々神経ギリギリの虫歯で数年前の医師(今の医師とは別の医師ですが、もうこの時点で神経を取りましょうと言われていた歯です。)

しかし、うまくいけば神経を残せるかもしれないとの事だったので現在の医師に神経保護にトライされて、知覚過敏は残りましたが、神経は残せました。
しかし、それから2〜3年経った時に知覚過敏が酷くなり、痛みが発生するようになって結局抜髄に至った過程です。


ちなみに、抜髄時の時は根の先に膿みが貯まり、神経は完全に死んでしまって、少し歯茎が腫れていたようです。
神経が死ぬ前は地獄そのものでした。
寝ていても痛みで目が覚めて、睡眠時間が4時間程度しか取れませんでした。それが10日間ほど続き、今回の専門医の治療に掛かりました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まじっくさん
返信日時:2013-01-30 18:39:21
ひとつ付け加えです。

下7番の歯は麻酔はよく効いてくれて、初めの治療に関しては痛みはありませんでした。

しかし、医師が気を利かせてくれて、伝達麻酔も打ってくれました。
ここまでは必要なかったかもしれませんがと言ってくれましたが・・・
普通は浸潤麻酔ですよね。
回答 回答8
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-01-30 22:12:23
下の大臼歯抜髄なら、伝達麻酔を併用する方が普通のようにも思えます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: まじっくさん
返信日時:2013-02-04 21:48:07
藤本先生
ありがとうございます。

根の専門医でも伝達麻酔をしないので少し怖いですが別の専門医も検討してみたいと思います。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2013-02-05 09:31:06
ここで悶々としながら質問するより、治療してもらっている先生にまず質問された方がいいですよ。

同じ歯で、転院を繰り返す人ほど抜歯になりますから。


今のような病変が大きい歯であれば麻酔の効きも悪いと思いますし。

私の場合ですが、伝達麻酔が必要だと判断するのは年に3回ぐらいです。
(私の場合女性の患者さんが多いので殆どしません)

必要があると思えばしますし、浸潤麻酔歯根膜麻酔で痛みが出ない状況を作れるのであればわざわざリスクの高い伝達麻酔はしません。

この判断はどこの歯科医院でも同じだと思います。



>別の専門医も検討してみたいと思います。

いいですけど、今の先生より上手な先生になるとは限りませんから、その点は知っておかれて下さいね^^;

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2013-02-05 12:22:07
>下の大臼歯抜髄なら、伝達麻酔を併用する方が普通のようにも思えます。

ホントですか?(゜o゜)


僕、学生実習でやって以来、1回も伝達麻酔した事がありません。
(畑田先生に教えてもらったにもかかわらず…)

1人の専門家がこの回答を支持しています  



タイトル [写真あり] 根管治療を最初から専門医で受けることのメリットとC2虫歯
質問者 まじっくさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
根管治療の治療法
根管治療の専門医
その他(写真あり)
回答者




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