歯科での東洋医学的な考えについて
相談者:
フルオロアパタイトさん (36歳:男性)
投稿日時:2014-01-11 10:31:27
こんにちは。
ご質問させていただきます。
東洋医学の考えでは、虫歯になりやすいなどの歯の強弱は腎が影響してるとありますが、歯科医の方々は、歯に対する東洋医学的な考えをどう思われているものなんでしょうか?
よろしくお願いします。
ご質問させていただきます。
東洋医学の考えでは、虫歯になりやすいなどの歯の強弱は腎が影響してるとありますが、歯科医の方々は、歯に対する東洋医学的な考えをどう思われているものなんでしょうか?
よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2014-01-11 16:39:15
個人的には口腔漢方くらいしか日常の臨床ではおこなったおりませんが、歯科医ですと歯だけでなく口腔を基準に考えると思います。
以前大学病院では東洋医学外来(確かこのような名称だったと思います)があり(今もあるかは分かりませんが・・・)、鍼灸・漢方などを麻酔科の先生が中心に行なっていました。
ですので東洋医学療法を日常歯科臨床として行なうことは少ないかもしれませんが行なってますね。
また、自分は会員ではありませんが、日本歯科東洋医学会という学会もありますので、全国探せば東洋医学を行なってる先生はいらっしゃると思います。
以前大学病院では東洋医学外来(確かこのような名称だったと思います)があり(今もあるかは分かりませんが・・・)、鍼灸・漢方などを麻酔科の先生が中心に行なっていました。
ですので東洋医学療法を日常歯科臨床として行なうことは少ないかもしれませんが行なってますね。
また、自分は会員ではありませんが、日本歯科東洋医学会という学会もありますので、全国探せば東洋医学を行なってる先生はいらっしゃると思います。
回答3
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2014-01-11 20:21:17
漢方薬を使うといっても西洋医学的な薬と同じような使い方をするだけで、東洋医学的な全身を見て治療方針を決めるなんてことは普通やってません。
鍼や灸だって、やはり全身など見ないで対症療法として行っているケースがほとんどでしょう。
早い話、東洋医学の基本的なことに全く興味を示さず当然知識もない、使えそうなところだけかじってるというのが現状。
(私もそうです)
だから東洋医学的な考えをどう思うかと聞かれても返す言葉もないというのが大半の歯科医師かと思います。
鍼や灸だって、やはり全身など見ないで対症療法として行っているケースがほとんどでしょう。
早い話、東洋医学の基本的なことに全く興味を示さず当然知識もない、使えそうなところだけかじってるというのが現状。
(私もそうです)
だから東洋医学的な考えをどう思うかと聞かれても返す言葉もないというのが大半の歯科医師かと思います。
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2014-01-11 23:19:02
その腎と歯との関係ですが、「虫歯ではなく歯周病(歯が抜ける?)の病状のことではなかったのか?」と個人的には推測しています。
もし、仮に身体の構造(左右荷重側)と腎・泌尿器系の疾患(或いは、逆に循環器系の疾患)との関係があるとすれば、それによって経年的な咬み合わせの変化が起こり、更に外傷性咬合が引き起こされる可能性などは考えます。
(個人的な意見)
中医は一度挫折したので詳しくはありません。
もし、仮に身体の構造(左右荷重側)と腎・泌尿器系の疾患(或いは、逆に循環器系の疾患)との関係があるとすれば、それによって経年的な咬み合わせの変化が起こり、更に外傷性咬合が引き起こされる可能性などは考えます。
(個人的な意見)
中医は一度挫折したので詳しくはありません。
回答5
ひぐち歯科クリニック(大阪府茨木市)の樋口です。
回答日時:2014-01-11 23:46:15
こんにちは。
東洋医学とも漢方医学とも中医学ともいう医学の体系では腎は内臓の腎臓のことではなく、全身の機能の一部を包括する哲学的な概念です。
そのため、腎臓の働きや腎・泌尿器疾患と歯を結び付けて考えるのでは理解しがたくなります。
歯や歯肉、歯髄、顎骨などの組織は中医学の臓腑弁証でそれぞれの臓腑と結びつけて捉えられます。
そのため、歯や歯肉の治療や健康増進のために臓腑の考え方を取り入れて中医学では様々な治療法や健康法がなされてきました。
臓腑弁証以外にも前歯や臼歯を経絡弁証で捉える方法や、歯肉や歯髄といった組織ごとの病態を気血水弁証で捉える方法もあります。
東洋医学とも漢方医学とも中医学ともいう医学の体系では腎は内臓の腎臓のことではなく、全身の機能の一部を包括する哲学的な概念です。
そのため、腎臓の働きや腎・泌尿器疾患と歯を結び付けて考えるのでは理解しがたくなります。
歯や歯肉、歯髄、顎骨などの組織は中医学の臓腑弁証でそれぞれの臓腑と結びつけて捉えられます。
そのため、歯や歯肉の治療や健康増進のために臓腑の考え方を取り入れて中医学では様々な治療法や健康法がなされてきました。
臓腑弁証以外にも前歯や臼歯を経絡弁証で捉える方法や、歯肉や歯髄といった組織ごとの病態を気血水弁証で捉える方法もあります。
タイトル | 歯科での東洋医学的な考えについて |
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質問者 | フルオロアパタイトさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 36歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
その他(歯科治療関連) その他(その他) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。