焼酎やウイスキーに虫歯リスクはないのか?
相談者:
おおしま@さん (25歳:男性)
投稿日時:2017-06-30 20:16:22
こんばんは。
私はお酒を週5日ほど適量(ビールなら500ml、日本酒なら1合)飲むのですが、ビールや日本酒は虫歯のリスクが高いという情報を知り、場合によっては焼酎やウイスキーに変更しようかと考えています。
もちろん適量飲酒でです。
焼酎やウイスキーは糖質ゼロだと聞きました。
焼酎やウイスキーならPHのリスクを踏まえたとしても虫歯リスクは低いでしょうか?
よろしくお願いします。
私はお酒を週5日ほど適量(ビールなら500ml、日本酒なら1合)飲むのですが、ビールや日本酒は虫歯のリスクが高いという情報を知り、場合によっては焼酎やウイスキーに変更しようかと考えています。
もちろん適量飲酒でです。
焼酎やウイスキーは糖質ゼロだと聞きました。
焼酎やウイスキーならPHのリスクを踏まえたとしても虫歯リスクは低いでしょうか?
よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2017-07-01 10:04:42
>虫歯リスクは低いでしょうか?
微々たるもんだと思いますよ。
歯科医の僕が言うのはなんですが、虫歯リスクを気にして酒を変えるのはむなしくありませんか?
「体のために」ビールや日本酒などの「醸造酒」から、焼酎やウィスキーのような「蒸留酒」に積極的に変えるのはとても良いことだとは思いますが…。
微々たるもんだと思いますよ。
歯科医の僕が言うのはなんですが、虫歯リスクを気にして酒を変えるのはむなしくありませんか?
「体のために」ビールや日本酒などの「醸造酒」から、焼酎やウィスキーのような「蒸留酒」に積極的に変えるのはとても良いことだとは思いますが…。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-01 10:56:13
こんにちは。
PHだけでみれば確かお酒はエナメル質を溶解するPHに入るものがほとんどだったと思います。
ジンだけがPH5.5以上だったと思います(確認が必要ですが)
飲酒が身体に及ぼす影響は虫歯の罹患リスクだけではなく唾液の分泌が悪くなったり、解毒に問題を生じたり、睡眠障害を引き起こしたりというマイナス面は大きいでしょう。
カロリーコントロールも困難にしますし、栄養障害も引き起こします。
ですからお酒はストレスで縮こまっている抹消血管をほぐす程度に楽しまれたほうがよいと思いますが、習慣性がありますからなかなか量をコントロールすることは困難でしょう。
血行改善とストレス発散、酸化物除去には嗜好ということで考えるならば温泉のほうがよいとは思いますが、毎日温泉につかれるような環境に住むこと自体困難でしょう。
健康や歯の健康を考えるならばどんなお酒も控えめに楽しまれるのがよいと思いますが、それが出来る人は元々お酒は飲まないでしょうね。
PHだけでみれば確かお酒はエナメル質を溶解するPHに入るものがほとんどだったと思います。
ジンだけがPH5.5以上だったと思います(確認が必要ですが)
飲酒が身体に及ぼす影響は虫歯の罹患リスクだけではなく唾液の分泌が悪くなったり、解毒に問題を生じたり、睡眠障害を引き起こしたりというマイナス面は大きいでしょう。
カロリーコントロールも困難にしますし、栄養障害も引き起こします。
ですからお酒はストレスで縮こまっている抹消血管をほぐす程度に楽しまれたほうがよいと思いますが、習慣性がありますからなかなか量をコントロールすることは困難でしょう。
血行改善とストレス発散、酸化物除去には嗜好ということで考えるならば温泉のほうがよいとは思いますが、毎日温泉につかれるような環境に住むこと自体困難でしょう。
健康や歯の健康を考えるならばどんなお酒も控えめに楽しまれるのがよいと思いますが、それが出来る人は元々お酒は飲まないでしょうね。
相談者からの返信
相談者:
おおしま@さん
返信日時:2017-07-01 12:00:38
櫻井先生、船橋先生ご回答くださりありがとうございます。
PH以外にも心配要素はたくさんあるのですね。
あまり気にせずほどほどに嗜みたいと思います。
PH以外にも心配要素はたくさんあるのですね。
あまり気にせずほどほどに嗜みたいと思います。
回答3
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-07-02 10:16:55
虫歯は脱灰ですからね。
石灰化と脱灰の度合いがどちらがおおいか?が問題なのであり、それは酸蝕歯の原因と被りますね。
症状も酸蝕をはじめとしてエナメル質の防御が脆弱になり虫歯といわれる状態になることがありますから、御口の中のPHコントロールはとても大切で別物と考える必要がこの場合あるか?と思いますがどうでしょう?
確かに病名をつける際はどちらが主か?で目視でも判別かのうですが、さて、この質問の際、そこが問題か?という疑問はあります。
飲食指導の際、一般的な虫歯と脱灰が進行した状態を区別する必要がありますか?
石灰化と脱灰の度合いがどちらがおおいか?が問題なのであり、それは酸蝕歯の原因と被りますね。
症状も酸蝕をはじめとしてエナメル質の防御が脆弱になり虫歯といわれる状態になることがありますから、御口の中のPHコントロールはとても大切で別物と考える必要がこの場合あるか?と思いますがどうでしょう?
確かに病名をつける際はどちらが主か?で目視でも判別かのうですが、さて、この質問の際、そこが問題か?という疑問はあります。
飲食指導の際、一般的な虫歯と脱灰が進行した状態を区別する必要がありますか?
タイトル | 焼酎やウイスキーに虫歯リスクはないのか? |
---|---|
質問者 | おおしま@さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。