再根管治療のためのCT撮影で補綴物や土台は外しますか

相談者: こーすけさん (43歳:男性)
投稿日時:2016-10-30 22:23:01
左上の6番7番が痛く、いろんな歯科医院を転々としています。
変な例えですが、難民みたいになっています。

どちらも抜髄済みです。
今は、私立の大学病院歯学部付属の病院に行っています。

今回、CTの撮影についてお聞きしたいので、よろしくお願いします。

根管治療がうまく行っていない場合に、CTを撮る際に、クラウンを外して撮るのが一般的ですか?
今まで、いくつかの歯医者で、CTを撮っています。
クラウンを付けたまま、撮りました。

今の先生が、

「余計なものは、なるべく取ってから撮る。なんとか保険で撮れないか考えている」

と仰っています。

余計なものは取るというのは、クラウンを外すということなのか、詰め物も取るということなのか分かりません。
ハレーションの説明もしてもらえました。(レントゲンの時だったかもしれません)

再根管治療のためにCTを撮影するとして、

(1)クラウンを付けて、そのまま撮る。
(2)クラウンは外して、撮る。
(3)詰め物(?という認識でいいのか分かりませんが)も取ってから撮る。

どれが一番効果がありますか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-10-31 01:43:51
根管充填剤を取ってからが一番CTが綺麗に写ると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-10-31 10:11:26
こーすけさん、こんにちは

>CTを撮る際に、クラウンを外して撮るのが一般的ですか?

歯科用の(コーンビーム)CTということでよろしいでしょうか。

CTと言ってもいわゆるエックス線写真ですので、金属などが入っていると、ハレーションと言って反射が起きます。

そしてその反射によって見たい部分が不鮮明になるということが起きてきます。

といった理由からクラウンは外したほうが見やすいと思います。

根充材に関しては除去するのも結構大変ですし、根管治療がされているかいないかを見極めるために、除去しないで撮影することが多いです。

参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こーすけさん
返信日時:2016-10-31 21:24:08
柴田先生へ

根管充填剤を取ってからですと、それはもう再治療だと思われます。

綺麗に写るというのは、何がきれいに映るのですか?
根尖病巣の状態ですか?

レントゲンによると、病巣はないらしいです。

根っこが残っていることもあるらしいですが、そういうこともCTで分かるのですか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こーすけさん
返信日時:2016-10-31 21:31:57
畑田先生へ

CT、CTと言っています。
たぶん、それのことだと思います。

立体に移るX線写真ですか?

金属があるのは、歯茎より上側で、根があるのは、歯茎の奥なのに、被せ物の影響があるんですか?

余計なもの=根充材のことだと思います。
そこまでするメリットというか意味はあるんですか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-11-01 09:52:52
>根っこが残っていることもあるらしいですが、そういうこともCTで分かるのですか?

「根っこが残っている」のは普通のレントゲンでもわかります。

「根っこの"神経"が残っているかどうか」はCTでもわかりません。


>立体に移るX線写真ですか?

CTと言うのは三次元的に見ることができるレントゲンの事を言います。


>金属があるのは、歯茎より上側で、根があるのは、歯茎の奥なのに、被せ物の影響があるんですか?

かぶせ物は歯茎の上までだと思いますが、その中に金属のコアが入っていると影響出ることがありますね。



と、いう理屈ではなく、「健康保険のルール」を考えての事だと思います。


>そこまでするメリットというか意味はあるんですか?

自費になるか、保険でできるかの差があると思います。


健康保険のルールでは「なんでもかんでもCT撮影をしても良い」わけではありません。

根管治療でCT撮影を行う場合は「難治性の根管治療」に限られます。
(地域によって解釈が違うので難しいところではありますが)

つまり「いろいろ手を尽くしたが、治りが悪い」と言う事実が必要になります。

クラウン根充剤が入った状態では「手を尽くした」ことになりません。


こーすけ さんが「クラウンを外す前にCT撮影をしてほしい」と言う事であれば保険ではなく自費でCT撮影することは可能だと思います。
しかし、それ以降の根管治療にも保険は適応されなくなりますので、「すべて自費で治療する」と言う事になります。

これが担当の先生が

「余計なものは、なるべく取ってから撮る。なんとか保険で撮れないか考えている」

=いろいろ手を尽くしたという事実を作り、保険適応にする

と言う事だと思います。


つまり、こーすけ さんが「すべて自費でも構わない」と言う事であれば、何もせず最初からCT撮影するという事も可能になるかもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こーすけさん
返信日時:2016-11-06 22:59:09
スマホからで簡潔になりすみません。
明日、きちんと書き込みます。

そうすると、余計なものを取る云々というのは、医学的な観点からではなくて、保険の制度上ですか?

もうクラウンはありません。
仮歯です。
次回、きちんと納得した上で治療を進めてもらおうと思います。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-11-07 09:26:47
>、余計なものを取る云々というのは、医学的な観点からではなくて、保険の制度上ですか?

担当の先生の真意は直接聞かないとわかりません。

ただ、僕はこーすけ さんの文章からはそのように読み取れました。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こーすけさん
返信日時:2016-11-07 21:28:55
もう7〜8年いろんな歯科医院を転々としています。
その間、自分自身も引っ越しをしています。
そのために、今の大学病院に通うことになりました。

ここまで来ると、自費だろうが保険だろうが、痛みを止めてくれればそれでいいんですけども。
まぁ、安く完治すればそれに越したことはありません。


大学病院で、今は、歯内療法の専門の先生が診てくれています。
最初の振り分けは別の先生でした。
その先生が

被せ物がある状態でCTを撮っても意味がない」

と言っていました。
それは、医学的な(ハレーションなら物理的?)な意味合いに聞こえました。

保険の制度のために、本来する必要のない行為をするというのも、おかしなことなように感じます。
根充材を取るということが、必要がないなら。

きちんと治療してあるかどうかを確かめるために、CTで撮影するんだと思っていました。

> 「根っこが残っている」のは普通のレントゲンでもわかります。
> 「根っこの"神経"が残っているかどうか」はCTでもわかりません。
歯の根について、レントゲンで分からなくて、CTで分かることはなんですか?

> 担当の先生の真意は直接聞かないとわかりません。
ということでしたら、直接聞いてみます。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-11-07 21:53:21
保険の制度のために、本来する必要のない行為をするというのも、おかしなことなように感じます。

僕は健康保険のルールには「(他にも)結構ある」ように感じます。
(ある意味、僕が保険診療を辞めた理由の一つでもあります)


>歯の根について、レントゲンで分からなくて、CTで分かることはなんですか?

3次元的な形態が確認できます。
レントゲンは言うなれば影絵ですから、根っこが2本重なっている場合などは正確に見ることができません。
(読影力の高い歯科医であれば2枚のレントゲン写真から頭の中で3次元を構築することができますが…)

参考
例)おばけ煙突
https://www.youtube.com/watch?v=dcNEN4rPbEU


>ということでしたら、直接聞いてみます。

それがよろしいかと思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2016-11-07 22:04:25
>根管充填剤を取ってからですと、それはもう再治療だと思われます。

根管治療が上手くいっていて無症状ならCTを撮る必要はありますか?
症状があって再根管治療が必要であれば最高の状態で撮ればいいのではないでしょうか?

今現在痛くて根管治療が必要と診断されたのであれば普通に再根管治療をすれば良いと思います。
根管充填材には造影性を持たせてあるので、うちのCTだと根管充填材がない方が綺麗に写ります。


>綺麗に写るというのは、何がきれいに映るのですか?根尖病巣の状態ですか?

根管の形態や方向根管充填材の取り残しなどです。
亀裂や穿孔があれば写る可能性があると思います。


>レントゲンによると、病巣はないらしいです。

レントゲンでなくてもCTだと写る場合があると思います。


>根っこが残っていることもあるらしいですが、そういうこともCTで分かるのですか?

当然分かると思います。


>歯の根について、レントゲンで分からなくて、CTで分かることはなんですか?

根管の数、根の頬舌方向への湾曲、根管の水平断での形態、フェネストレーション、上顎洞炎上顎洞粘膜の肥厚度等々山ほどあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: こーすけさん
返信日時:2016-11-07 22:23:42
柴田先生へ

無症状なら、当然、治療の必要はありません。

> 根管充填材には造影性を持たせてあるので,どんな根管充填材でもそうなんですか?

>根管の数、根の頬舌方向への湾曲、根管の水平断での形態、フェネストレーション、上顎洞炎上顎洞粘膜の肥厚度等々山ほどあります。

根管の数は、手つかずの根があるかもしれないということでしょうか?

湾曲や形態は、曲がっていると、薬が奥まで届かないという意味ですか?上顎洞炎は、耳鼻科で相談しました。

レントゲンも撮らずに(責めているわけじゃありませんが)、

「もしそうなら、鼻汁が出るとか、何らかの症状があるから違うだろうと思う」

で終わりました。


他にもありますか?いずれにしても、充填材を除去した状態でCTを撮るのが、被せ物をしたままレントゲンを撮っていた今までのやり方よりも、はるかに分かることがあるだろうということですね。

今までの治療で、うまくいっていなかったけれど、CT撮影によって分かることがあるかもしれないということですね。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2016-11-07 22:50:27
根管充填材に造影性がなければ術後にレントゲンで確認できません。

歯根の湾曲度は難易度に関係してくると思います。
根尖付近で急に頬舌的に湾曲していると根管内の清掃が上手くいかない事があると思います。

歯根の中に根管が二本あると根管と根管の間の歯根が薄くなっている事があります。

この薄くなった部分の厚みなどはCTでないと分からないと思います。
薄さを意識せずに治療すると穿孔の可能性が高くなると思います。




タイトル 再根管治療のためのCT撮影で補綴物や土台は外しますか
質問者 こーすけさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
支台築造その他
クラウン(差し歯・被せ)その他
材料・機材関連
CT
回答者




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