虫歯じゃないのに、虫歯と間違えて大きく削られることはありますか?

相談者: ふさちゃんさん (35歳:女性)
投稿日時:2019-12-17 13:01:04
ここ数ヶ月に歯医者さん3ヶ所に行ったのに誰も大きな虫歯を見つけられなかった、ということはありますか?


新しい歯医者さんに行ってレントゲンを撮ったら先生が

「すごく大きな虫歯があるよ、2つも。」

と言って削ると神経が出てきてしまい、神経は残してあるけど痛みが出ると思うし、ギリギリまで削られました。


本当に、こんなに削る必要あったのか、こんな大きな虫歯があったのか不安になってきました。
今までの先生が誰も発見できなかったのでしょうか?
下5番と7番の歯が大きく神経に達する虫歯とのことで削られました。

真ん中の6番の歯は昔に神経を取ってあり、根管治療を受けようと思って行った所、両脇の歯に大きな虫歯があるから、そこから治療となりました。


歯茎にも虫歯菌がいるからと、歯茎も大きく削られて今は、歯が小さくなり、歯の間に隙間が出来て歯茎が見えています。
根幹治療をするための準備とのことですが、この状態で次の予約まで1ヶ月もあり、放置するのが怖いです。

いっそのこと根管治療はやめてしまい、かぶせ物をして終わりにしたいくらいですが、それにしても、歯と歯の間に隙間があいて歯茎が見えてる状態で、(削られて歯が小さくなりました)かぶせ物をして完了できるのでしょうか?


それから5番6番7番の下の歯のかぶせ物ですが、金属だと型を取って、時間がかかると思うのですが白い詰め物で、保険内で1回で終わるものはありますか?
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-12-17 15:17:33
こんにちは。

虫歯がなければ削って取ると言うことはしないでしょうから虫歯だったのでしょう。

大きく削られたのはそれだけ深くまで進行していたのでしょう。


根管治療の為に被せものの冠を外すと両隣に隣接面から虫歯ができていて隣接面虫歯は歯髄に近いので、大きく削って歯髄を保護する為に噛む面からアプローチされる事はあるだろうと思います。
噛む面からのアプローチは穴がボッコリ空きます。

メタルでの修復がされた隣接面は虫歯のリスクが高まるだろうと思います。

フロスフッ素塗布して毎日清掃するというような習慣がなければ、元々虫歯のリスクが高い方は虫歯を作っているだろうと思います。



レントゲン検査では発見出来ない事もありますから近赤外線で虫歯の深さを確認する事が行われるようになっています。

虫歯ができやすい生活習慣を改めなければリスクは高いままでしょうから嫌な思いをこれからもたくさんするかもしれませんね。 


発見出来た虫歯はしっかり治してもらっておくのが一番よいでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ふさちゃんさん
返信日時:2019-12-17 16:10:04
船橋先生(ふなちゃん先生)

いつも大変お世話になっております。
そして親身なご回答をくださって、感謝しております。

金属の横は虫歯が発生しやすいとのことで納得できました。
今の金属のところも気をつけて磨こうと思います。


大きな穴が開いてるのがとても気になっていたのですが、これは噛む面からのアプローチのためなのですね。
心配が解消されました。


本当にいつもどうもありがとうございます。
専門的なことを丁寧に教えてくださって、よく理解できました。



タイトル 虫歯じゃないのに、虫歯と間違えて大きく削られることはありますか?
質問者 ふさちゃんさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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