虫歯を削った部分にレジンでコーティングした後にインレーを被せる
相談者:
雅史さん (46歳:男性)
投稿日時:2011-10-01 16:17:50
参考:過去のご相談
※ブリッジの裏に金箔をはることに、何の意味があるのでしょうか?
他多数
こんにちは。
いつもお世話になっています。
現在左下6,7番の2次カリエスの治療とインレーの作り直しをしています。
2次カリエスを削り取った際に、主治医の先生が、再度の2次カリエス発生を少しでも防ぐため、削り取った部分にレジンでコーティングした後にインレーを被せると、おっしゃいました。
この治療方法は一般的な治療方法でしょうか?
またインレーにせずレジン充填で歯を再建した場合、2次カリエスは、ほとんど発生しなくなるのでしょうか?
以上、宜しくお願いいたします。
※ブリッジの裏に金箔をはることに、何の意味があるのでしょうか?
他多数
こんにちは。
いつもお世話になっています。
現在左下6,7番の2次カリエスの治療とインレーの作り直しをしています。
2次カリエスを削り取った際に、主治医の先生が、再度の2次カリエス発生を少しでも防ぐため、削り取った部分にレジンでコーティングした後にインレーを被せると、おっしゃいました。
この治療方法は一般的な治療方法でしょうか?
またインレーにせずレジン充填で歯を再建した場合、2次カリエスは、ほとんど発生しなくなるのでしょうか?
以上、宜しくお願いいたします。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-10-01 16:21:46
>この治療方法は一般的な治療方法でしょうか?
(経済的な側面から保険診療においては)一般的な方法ではないと思いますが、僕は(自由診療ですので)全てのケースで行っております。
>2次カリエスは、ほとんど発生しなくなるのでしょうか?
術者の技量にもよると思います。
(経済的な側面から保険診療においては)一般的な方法ではないと思いますが、僕は(自由診療ですので)全てのケースで行っております。
>2次カリエスは、ほとんど発生しなくなるのでしょうか?
術者の技量にもよると思います。
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-10-01 16:56:25
タイヨウ先生
早速のご回答ありがとうございます。
>(経済的な側面から保険診療においては)一般的な方法ではないと思いますが、僕は(自由診療ですので)全てのケースで行っております。
そうですか。
インレーは自費でゴールドを入れる予定ですが、2次カリエスの治療は、保険でやっていただいています。
低侵蝕医療を、もっとうにされている先生ですが、保険の範囲でも覆髄していただいたり、虫歯削り後へのレジンコーティングされたりと有限実行の先生のようです。
良い歯医者さんに巡りあえてラッキーだったと思います。
>>2次カリエスは、ほとんど発生しなくなるのでしょうか?
>術者の技量にもよると思います。
2次カリエスの取り残しがなければ、再度2次カリエスには、ほとんどならないと考えてよいですか?
早速のご回答ありがとうございます。
>(経済的な側面から保険診療においては)一般的な方法ではないと思いますが、僕は(自由診療ですので)全てのケースで行っております。
そうですか。
インレーは自費でゴールドを入れる予定ですが、2次カリエスの治療は、保険でやっていただいています。
低侵蝕医療を、もっとうにされている先生ですが、保険の範囲でも覆髄していただいたり、虫歯削り後へのレジンコーティングされたりと有限実行の先生のようです。
良い歯医者さんに巡りあえてラッキーだったと思います。
>>2次カリエスは、ほとんど発生しなくなるのでしょうか?
>術者の技量にもよると思います。
2次カリエスの取り残しがなければ、再度2次カリエスには、ほとんどならないと考えてよいですか?
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-10-01 18:07:42
>2次カリエスの取り残しがなければ、再度2次カリエスには、ほとんどならないと考えてよいですか?
(考え方も含めて)術者の技量だと思います。
僕は「取り残しが無い」「キッチリした接着操作」が出来ている場合には、現在のレジンにはそのような期待をしております。
ただし、レジンは「マージン部の強度」「隣接面コンタクトの形態回復」がインレーに比べ劣りますので、そこをいかにカバーできるかが術者の技量(治療法選択)の鍵かも知れません。
全てがレジン、全てがインレー、と言う訳ではないと思います。
(考え方も含めて)術者の技量だと思います。
僕は「取り残しが無い」「キッチリした接着操作」が出来ている場合には、現在のレジンにはそのような期待をしております。
ただし、レジンは「マージン部の強度」「隣接面コンタクトの形態回復」がインレーに比べ劣りますので、そこをいかにカバーできるかが術者の技量(治療法選択)の鍵かも知れません。
全てがレジン、全てがインレー、と言う訳ではないと思います。
回答3
湯浅です。
回答日時:2011-10-01 18:09:04
術者の技量によって、二次カリエスがほとんどおこらないとする先生も多いですが、私は、二次カリエスの最大の原因は、その個人のカリエス・歯周病に対する予防的な配慮と考えています。
PS:以上の二次カリエスの定義は、漠然とした定義です。
PS:以上の二次カリエスの定義は、漠然とした定義です。
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-10-01 19:00:51
タイヨウ先生、湯浅先生
回答ありがとうございました。
【タイヨウ先生】
>全てがレジン、全てがインレー、と言う訳ではないと思います。
そうですね。
患者のかみ締める力の大きさという面もありますしね。
ちなみに、仮に入れていただいた硬質レジンは、ナタデココを食べていたら、すごい音と共に割れてしまいました。
私の噛む力には、レジンがもたなかったようです。
【湯浅先生】
>私は、二次カリエスの最大の原因は、その個人のカリエス・歯周病に対する予防的な配慮と考えています。
そうですね。
今後 虫歯になるものを食べない。
口腔ケアをまめにすることを心がけます。
しかし2次カリエスは、中年にとって、歯周病とともに、歯を失う原因のひとつのような気がします。
早期に2次カリエスを発見する方法ってないものでしょうか?
回答ありがとうございました。
【タイヨウ先生】
>全てがレジン、全てがインレー、と言う訳ではないと思います。
そうですね。
患者のかみ締める力の大きさという面もありますしね。
ちなみに、仮に入れていただいた硬質レジンは、ナタデココを食べていたら、すごい音と共に割れてしまいました。
私の噛む力には、レジンがもたなかったようです。
【湯浅先生】
>私は、二次カリエスの最大の原因は、その個人のカリエス・歯周病に対する予防的な配慮と考えています。
そうですね。
今後 虫歯になるものを食べない。
口腔ケアをまめにすることを心がけます。
しかし2次カリエスは、中年にとって、歯周病とともに、歯を失う原因のひとつのような気がします。
早期に2次カリエスを発見する方法ってないものでしょうか?
相談者からの返信
回答4
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-10-06 00:03:30
回答5
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-10-06 08:51:12
>レントゲンやCTをつかって、歯の表面に穴が空く前の、2次カリエスを発見することはできないものでしょうか?
初期虫歯の発見に、デンタルレントゲンは有効だと思います。
CTは3次元的に見るにはとても良いのですが、まだまだ解像度(鮮明度)と言う点ではアナログのデンタルフィルムには勝てません。
ある程度虫歯が進行し、3次元的な広がりを見せ始めるとCTでも見つける事が可能となりますが、その前にデンタルで発見できるでしょうね。
しかし、「2次カリエス」とは「一度治療された修復物の周囲にできる虫歯」を差します。
修復物が金属だった場合、X線は透過せず、フィルムには映ってきません。
また、CTの場合「メタルアーチファクト」と言って、金属物周囲が乱反射を起こし、画像が乱れます。
従って、金属を使った修復物の周囲に起こる二次カリエスの発見は困難となります。
レジン修復やセラミックス修復については「メタルアーチファクト」は発生しませんが、レントゲン上では「これは削って(人工的に)穴があいているのか、虫歯(感染により)穴があいているのか」の判断が難しい場合が多く、「決定打」とはなりえません。
ダイアグノデントを使用される先生もいらっしゃいますが、レーザー光は金属を通過できませんし、レジンでは乱反射を起こし、正確な測定はできません。
残念ながら二次カリエスの発見は、「目視(出来れば拡大視野)」と「経験(勘)」が最も正確な見つけ方になるでしょう。
初期虫歯の発見に、デンタルレントゲンは有効だと思います。
CTは3次元的に見るにはとても良いのですが、まだまだ解像度(鮮明度)と言う点ではアナログのデンタルフィルムには勝てません。
ある程度虫歯が進行し、3次元的な広がりを見せ始めるとCTでも見つける事が可能となりますが、その前にデンタルで発見できるでしょうね。
しかし、「2次カリエス」とは「一度治療された修復物の周囲にできる虫歯」を差します。
修復物が金属だった場合、X線は透過せず、フィルムには映ってきません。
また、CTの場合「メタルアーチファクト」と言って、金属物周囲が乱反射を起こし、画像が乱れます。
従って、金属を使った修復物の周囲に起こる二次カリエスの発見は困難となります。
レジン修復やセラミックス修復については「メタルアーチファクト」は発生しませんが、レントゲン上では「これは削って(人工的に)穴があいているのか、虫歯(感染により)穴があいているのか」の判断が難しい場合が多く、「決定打」とはなりえません。
ダイアグノデントを使用される先生もいらっしゃいますが、レーザー光は金属を通過できませんし、レジンでは乱反射を起こし、正確な測定はできません。
残念ながら二次カリエスの発見は、「目視(出来れば拡大視野)」と「経験(勘)」が最も正確な見つけ方になるでしょう。
回答6
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-10-06 08:54:35
定期検診が自費であれば、自費でレントゲンやCTを撮影することは可能でしょうが、現実問題金属製品が入っていれば事実上不可能のような気がします。
将来的にはOCTを利用した診査装置が、実用化されるとは思っています。
将来的にはOCTを利用した診査装置が、実用化されるとは思っています。
相談者からの返信
相談者:
雅史さん
返信日時:2011-10-06 19:18:20
タイトル | 虫歯を削った部分にレジンでコーティングした後にインレーを被せる |
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質問者 | 雅史さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 46歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 詰め物、インレーその他 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。