歯とジルコニアクラウンの隙間をセラミックを足して補修
相談者:
kamaさん (38歳:女性)
投稿日時:2023-03-31 14:44:19
左下の456番にジルコニアブリッジを被せていただきました。
しかし6番の裏側の歯と被せ物の間に隙間ができていたので、技工士さんに相談して上からセラミックを足していただきました。
それでも隙間ゼロにはならず、多少の隙間が残ってしまっているのと、ジルコニアの素材じゃないので、ザラザラ感があります。
もうこれ以上の修正はお願いできそうにないですが、多少の隙間なら問題ないのでしょうか。
半年以上は仮付けのままになっております。
別の歯医者でやり直ししようか考えてもいますが、ブリッジなので3本分の費用が発生するので、このまま諦めようかとも思っています。
ご意見いただけると幸いです
しかし6番の裏側の歯と被せ物の間に隙間ができていたので、技工士さんに相談して上からセラミックを足していただきました。
それでも隙間ゼロにはならず、多少の隙間が残ってしまっているのと、ジルコニアの素材じゃないので、ザラザラ感があります。
もうこれ以上の修正はお願いできそうにないですが、多少の隙間なら問題ないのでしょうか。
半年以上は仮付けのままになっております。
別の歯医者でやり直ししようか考えてもいますが、ブリッジなので3本分の費用が発生するので、このまま諦めようかとも思っています。
ご意見いただけると幸いです
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-03-31 18:36:42
こんにちは。
ジルコニアはそれ用のセラミックを焼き付けることができる為、形成ラインと隙間があれば技工サイドで焼き付けることは割とよくされます。
ジルコニア材料の方がより良いですが、セラミックも生体親和性は高い方です。
どちらもイオン化や酸化しませんから金属よりよほど良い材料であるとされています。
ジルコニアを上手くミリング加工し適合させるには様々な条件を満たしている必要があり非常に高い技術力が必要です。
実はジルコニアは高温で焼く際に収縮するのですが、厚みやカーブが違う部位で僅かに歪む為に大抵の場合超上手いメタル修復物ほど精密には適合していません。
それをわかっていて技工所は上手く合わせて納品する技術を求められています。
また、ジルコニアは焼き付ける以外は常温で化学的変化をしない安定した材料ですから、レジン系セメント等で合着に似た接着のイメージになります。
ファンデルワールス力という接着機序の中では割と弱めの接着力で化学的接着をさせているという説もありますが、ほぼ合着に近いイメージになります。
ボンディング剤を介してレジン系セメントを固めてつけてあるイメージですからレジンダイレクトボンドとかレジンフィリングを介しているようなイメージです。
レジンは歯質とは割としっかりくっつきます。
マージンが象牙質であれ、レジンコアであれ、メタルコアであれ、今は様々なものを化学的にくっつける技術は高まっていますからね。
ですから、まぁ、臨床で細かく追求しても今はそんなに問題になるのかな?という気がします。(程度によりますが)
ブリッジの形成を口の中で綺麗に仕上げるのは割と難しいですし、それを精密に細部まで再現性高く型取りするのも難しい場合もあります。
またそれを精密なデータに落としてミリング加工するのもどこまで追求するのか?という問題があります。
それをシンタリングして歪みを取り仕上げ加工を追加するのも、じゃあどこまで?という問題があります。
色々な問題が積まれていてもレジン系セメントを上手く使えれば割と頼りになりますから、上手く本着してもらえるか?の技術力の方がより高く要求されるのかも?と思います。
どれもより良い治療を受けたいとご希望され技術レベルを追求していくならお金はしっかりかけて良いと思います。
いくらでも高額で請け負ってくれる歯科医院はあります。
〉このまま諦めようかとも思っています。
程度問題ですよね。
ジルコニアはそれ用のセラミックを焼き付けることができる為、形成ラインと隙間があれば技工サイドで焼き付けることは割とよくされます。
ジルコニア材料の方がより良いですが、セラミックも生体親和性は高い方です。
どちらもイオン化や酸化しませんから金属よりよほど良い材料であるとされています。
ジルコニアを上手くミリング加工し適合させるには様々な条件を満たしている必要があり非常に高い技術力が必要です。
実はジルコニアは高温で焼く際に収縮するのですが、厚みやカーブが違う部位で僅かに歪む為に大抵の場合超上手いメタル修復物ほど精密には適合していません。
それをわかっていて技工所は上手く合わせて納品する技術を求められています。
また、ジルコニアは焼き付ける以外は常温で化学的変化をしない安定した材料ですから、レジン系セメント等で合着に似た接着のイメージになります。
ファンデルワールス力という接着機序の中では割と弱めの接着力で化学的接着をさせているという説もありますが、ほぼ合着に近いイメージになります。
ボンディング剤を介してレジン系セメントを固めてつけてあるイメージですからレジンダイレクトボンドとかレジンフィリングを介しているようなイメージです。
レジンは歯質とは割としっかりくっつきます。
マージンが象牙質であれ、レジンコアであれ、メタルコアであれ、今は様々なものを化学的にくっつける技術は高まっていますからね。
ですから、まぁ、臨床で細かく追求しても今はそんなに問題になるのかな?という気がします。(程度によりますが)
ブリッジの形成を口の中で綺麗に仕上げるのは割と難しいですし、それを精密に細部まで再現性高く型取りするのも難しい場合もあります。
またそれを精密なデータに落としてミリング加工するのもどこまで追求するのか?という問題があります。
それをシンタリングして歪みを取り仕上げ加工を追加するのも、じゃあどこまで?という問題があります。
色々な問題が積まれていてもレジン系セメントを上手く使えれば割と頼りになりますから、上手く本着してもらえるか?の技術力の方がより高く要求されるのかも?と思います。
どれもより良い治療を受けたいとご希望され技術レベルを追求していくならお金はしっかりかけて良いと思います。
いくらでも高額で請け負ってくれる歯科医院はあります。
〉このまま諦めようかとも思っています。
程度問題ですよね。
相談者からの返信
相談者:
kamaさん
返信日時:2023-04-01 13:42:41
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-04-01 22:30:27
ゴールドは鋳造でうまく作られるのが一般的だと思いますからせっかくですから作り直してもらう事になっているのは、良かっただろうと思います。
爪が引っかかるのは困りますよね。
型採りに問題があったのかもしれませんね。
爪が引っかかるのは困りますよね。
型採りに問題があったのかもしれませんね。
タイトル | 歯とジルコニアクラウンの隙間をセラミックを足して補修 |
---|---|
質問者 | kamaさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 38歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ゴールドクラウン(金の被せ物) ブリッジに関するトラブル ジルコニアクラウン |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。