麻酔が効かず、神経が無い歯でも痛みを感じる
相談者：
美香さん (28歳：女性)
投稿日時：2009-01-16 15:46:34
こんにちは。
麻酔が効かない事を何度も経験してしまい歯科恐怖症になりました。
大学病院で静脈に点滴を打ちながら受けたのですが暴れてしまうとの事で、今後は全身麻酔で治療をするお話しをされたのですが迷っています。
個人の歯科に掛かっても見て頂ける場所がありません。
例えば、神経が無く膿んでる場所の歯は削っても痛みが無いそうなのですが、私は痛みを感じてしまいます。
痛みを感じる筈がない歯でも痛みを感じてしまい、治療が出来ないそうです。
神経が無い歯でも削ると痛みが起きる様な患者は珍しいのですか？
先生達ならどの様に対処されますか？
全身麻酔で受けると高額になりそうで家計も心配ですが、全身麻酔以外は治療方法は無いのでしょうか。
麻酔が効かない事を何度も経験してしまい歯科恐怖症になりました。
大学病院で静脈に点滴を打ちながら受けたのですが暴れてしまうとの事で、今後は全身麻酔で治療をするお話しをされたのですが迷っています。
個人の歯科に掛かっても見て頂ける場所がありません。
例えば、神経が無く膿んでる場所の歯は削っても痛みが無いそうなのですが、私は痛みを感じてしまいます。
痛みを感じる筈がない歯でも痛みを感じてしまい、治療が出来ないそうです。
神経が無い歯でも削ると痛みが起きる様な患者は珍しいのですか？
先生達ならどの様に対処されますか？
全身麻酔で受けると高額になりそうで家計も心配ですが、全身麻酔以外は治療方法は無いのでしょうか。
[過去のご相談]
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時：2009-01-16 16:03:25
暴れてしまうと言うのが腑に落ちません。
回答2
佐藤歯科医院(大阪市北区)の佐藤です。
回答日時：2009-01-16 17:26:59
個人レベルでは対応できないと思います。
神経のない歯は、ちょうど、爪や髪の毛を切ったりするのと似ています、そのものには感じるすべがないので、物理的には痛みを感じることはできないです。
爪や髪の毛を切ると痛まれますか？
たぶん大丈夫だと思います。
心配からくる恐怖でパニックになるのではないですか？
神経のない歯は、ちょうど、爪や髪の毛を切ったりするのと似ています、そのものには感じるすべがないので、物理的には痛みを感じることはできないです。
爪や髪の毛を切ると痛まれますか？
たぶん大丈夫だと思います。
心配からくる恐怖でパニックになるのではないですか？
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時：2009-01-16 21:41:54
美香さん、こんにちは。
＞神経が無い歯でも削ると痛みが起きる様な患者は珍しいのですか？
神経のない歯というのは虫歯になっても痛みを感じません。
すなわち、削っても感覚がないので痛みはありません。
＞先生達ならどの様に対処されますか？
まずは神経のない歯が痛みを感じることがないこをご理解いただいてから、麻酔を使ってゆっくりと治療してみますが・・・
確かにたまに静脈内鎮静を行うと抑制がとれて、暴れてしまうという方がいらっしゃいますね。
そのような場合は全身麻酔の適応にもなりますが、その前に笑気鎮静というやり方もあります。
参考にしてください
＞神経が無い歯でも削ると痛みが起きる様な患者は珍しいのですか？
神経のない歯というのは虫歯になっても痛みを感じません。
すなわち、削っても感覚がないので痛みはありません。
＞先生達ならどの様に対処されますか？
まずは神経のない歯が痛みを感じることがないこをご理解いただいてから、麻酔を使ってゆっくりと治療してみますが・・・
確かにたまに静脈内鎮静を行うと抑制がとれて、暴れてしまうという方がいらっしゃいますね。
そのような場合は全身麻酔の適応にもなりますが、その前に笑気鎮静というやり方もあります。
参考にしてください
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時：2009-01-17 09:35:16
静脈内沈静という言葉は麻酔学会では廃止になり、一律”全身麻酔”の範疇に入ることになりましたね。
去年くらいかな？
また、笑気麻酔に関しては笑気ガスに対する危険性の問題から医科では使われなくなっており、病院によっては配管も取り外されている現状です。
それでも私を含めた多くの一般開業医では患者の恐怖を取り除くためには、笑気麻酔は未だに有効な手段なので頻用しております。
どーしても痛みを除去できない場合には浅い全身麻酔をかけます。
意識レベルだけを落とすのですが、麻酔の深度によってはかすかに意識がありますので暴れることもあります。
また、 もう少し深くすると興奮期に入るので自然と暴れるのですが、大学病院でしたら麻酔医が行うのでそんなことは百も承知ですから問題視されないと思います。
ちょっと 不思議・・・
ただ、もうちょっと深く落とすと呼吸が止まるので、やはり鼻から挿管出来る環境で麻酔を行いたいです。
挿管しての麻酔行為は私ども開業医でも麻酔医を同伴して行うことができますので、やっている医院もすこしあります。
でも、安全性を考えたら全身管理の出来る大学病院などの方がいいでしょうね。
一つ。
いわゆる静脈内沈静（開業医で行うもの）と全身麻酔ですが、全身麻酔のほうが安全に処置できます。
沈静ではいつ呼吸が止まるかわからないため挿管の準備の無い医院では危険が伴います。
全身麻酔では最初から呼吸の管理を医師が行うために、実は管理しやすい利点があります。
去年くらいかな？
また、笑気麻酔に関しては笑気ガスに対する危険性の問題から医科では使われなくなっており、病院によっては配管も取り外されている現状です。
それでも私を含めた多くの一般開業医では患者の恐怖を取り除くためには、笑気麻酔は未だに有効な手段なので頻用しております。
どーしても痛みを除去できない場合には浅い全身麻酔をかけます。
意識レベルだけを落とすのですが、麻酔の深度によってはかすかに意識がありますので暴れることもあります。
また、 もう少し深くすると興奮期に入るので自然と暴れるのですが、大学病院でしたら麻酔医が行うのでそんなことは百も承知ですから問題視されないと思います。
ちょっと 不思議・・・
ただ、もうちょっと深く落とすと呼吸が止まるので、やはり鼻から挿管出来る環境で麻酔を行いたいです。
挿管しての麻酔行為は私ども開業医でも麻酔医を同伴して行うことができますので、やっている医院もすこしあります。
でも、安全性を考えたら全身管理の出来る大学病院などの方がいいでしょうね。
一つ。
いわゆる静脈内沈静（開業医で行うもの）と全身麻酔ですが、全身麻酔のほうが安全に処置できます。
沈静ではいつ呼吸が止まるかわからないため挿管の準備の無い医院では危険が伴います。
全身麻酔では最初から呼吸の管理を医師が行うために、実は管理しやすい利点があります。
相談者からの返信相談者：
美香さん
返信日時：2009-01-22 13:36:23
先生方、有難う御座います。
なぜ痛みがあるのか分りませんが、恐怖心から痛みを感じる様になってしまったのかも知れません。
歯磨きをしても痛いです。
しみるような痛みですが、神経がないのだからしみるはずが無いそうです。
静脈内沈静を受けたあとに虫歯の治療をした先生に、
「今後は静脈内沈静では無理です。」
と言われました。
ごめんなさい、暴れるでは無く動くの間違いかもしれません。
訂正させて下さい。
膿がたまった場所だけ近所の開業医院を受診してみました。
恐怖心が強い事を汲んで麻酔を打ち治療を受けましたら、痛みはありませんでした。
ただ毎回痛みが出ない場所に麻酔を毎回、打てないと言われたので他院に移ります。
受診して分ったのですが根管治療の薬が入っていない状態でした。
消毒は1年前にしたのですが前の医院では薬まで入ってると言われました。
タカタ先生。
とても分りやすく教えてくださり有難う御座います。
静脈内沈静は、全身麻酔範疇に入ることになったんですね。
浅い全身麻酔とは何ですか？
なぜ痛みがあるのか分りませんが、恐怖心から痛みを感じる様になってしまったのかも知れません。
歯磨きをしても痛いです。
しみるような痛みですが、神経がないのだからしみるはずが無いそうです。
静脈内沈静を受けたあとに虫歯の治療をした先生に、
「今後は静脈内沈静では無理です。」
と言われました。
ごめんなさい、暴れるでは無く動くの間違いかもしれません。
訂正させて下さい。
膿がたまった場所だけ近所の開業医院を受診してみました。
恐怖心が強い事を汲んで麻酔を打ち治療を受けましたら、痛みはありませんでした。
ただ毎回痛みが出ない場所に麻酔を毎回、打てないと言われたので他院に移ります。
受診して分ったのですが根管治療の薬が入っていない状態でした。
消毒は1年前にしたのですが前の医院では薬まで入ってると言われました。
タカタ先生。
とても分りやすく教えてくださり有難う御座います。
静脈内沈静は、全身麻酔範疇に入ることになったんですね。
浅い全身麻酔とは何ですか？
| タイトル | 麻酔が効かず、神経が無い歯でも痛みを感じる |
|---|---|
| 質問者 | 美香さん |
| 地域 | 非公開 |
| 年齢 | 28歳 |
| 性別 | 女性 |
| 職業 | 非公開 |
| カテゴリ |
神経の無い(神経を取った)歯の痛み 歯科治療中の歯の痛み 根管治療中の痛み 麻酔が効かない・効きにくい |
| 回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。
