歯科医師と技工士が作る補綴物に技術的な違いは?

相談者: タンロさん (30歳:男性)
投稿日時:2012-08-31 01:33:24
参考:過去のご相談
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質問宜しくお願いします。


歯科医師技工士が作る補綴は技術的な違いはあるのですか?

今は技工士が作る補綴が多いと思うのですが、歯科医師の方が歯の事も材料の事も知り尽くしているので良いものを作ると思うのですが・・
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-08-31 08:30:38
歯科医師技工士が作る補綴は技術的な違いはあるのですか?

歯科医師か技工士かは関係なくその人個人の技量です。


歯科医師でもスーパーすごい補綴物を作る人もいます。

ただ相対的にはやはり「餅は餅屋」的な部分は有ると思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-08-31 09:06:31
こんにちは、細見先生がおっしゃるように「餅は餅屋」ですね^^;

私も毎日技工物を製作していおる技工士の方が卒業以来何も作っていない歯科医師より断然上手だと思います。

一応大学では一通り作り流れは分りますが、補綴・保存科などの医局に残らない限り大学を卒業すると製作は殆どしません。

ただ、毎日技工士が作ってくれた技工物は見ているので、良いものか、悪いものかの判断は直にできますよ^^


>良いものを作ると思うのですが・・

歯科医師だから良いものとは限りませんが・・・

時効だということで、学生の時に技工室で作ったキーホルダー(笑)
これは銀歯を作る過程と全く同じです。

東急ハンズにスターシルバーとか買いに行ったり、融解温度調べたりして「技工」は楽しかったですね。
(今は全くしていませんけど^^;)

我々は技工士と分担して仕事をしていると思ってくださいね。

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-08-31 11:50:17
技工士の平均と歯科医師の平均をとれば絶対技工士さんの方が上手い早いだと思います。

ご自分で全ての技工を日常的にされている方は少数派だと思います。やはり餅屋に任せた方が上手いと思います。

回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-08-31 12:39:54
素晴らしい技工物を作る歯科医師もいます。

彼が、ある有名技工所に、初めて依頼したら、8つもの技工物(微妙に色調は変わるものの基本的には同一 / 同じ歯に装着出来る物)を作ってきて、

「この中で、どれが一番良いですか?」

と尋ねられたそうです。


稀な存在なはずですけどね。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-08-31 21:18:45
こんにちわ。カワサキです。

細見先生の、「餅は餅屋」だと、思います。


> 歯科医師技工士が作る補綴は技術的な違いはあるのですか?

※ 患者さんの、顔、性格、咬み合わせの強さなどを、知っている歯科医師が、被せ物を作るのが、より、正確な補綴物ができると思いますが、技工を上手にできる歯科医師は少ないと思います。

役割分担で、歯科医療をすすめているのが、現状だと思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-08-31 21:33:30
タンロさん  初めまして

「餅は餅屋」全くその通りで 毎日技工をしている人間に敵う歯科医師は そうそういないでしょう。

ただし 川崎先生のおっしゃるように 患者様のことは歯科医師のほうが理解しているわけですから 歯科医師も技工士に丸投げすることなく 様々な患者データを技工士サイドに伝達して 連携プレイを行うことで より良い技工物が できるのだと思っています。

回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-09-01 10:54:38
タンロさん。 こんにちは。

歯科医師技工士が作る補綴は技術的な違いはあるのですか?

細見先生と同意見です。「餅は餅屋」です。


>今は技工士が作る補綴が多いと思うのですが歯科医師の方が歯の事も材料の事も知り尽くしているので良いものを作ると思うのですが・・

昔の歯科医師は、自分で技工物まで作ることが多かったです。
その後、求められるレベルが全体的に上がったため、歯科医師は技工物を自分で作る時間が無くなっちゃったという感じでしょうか・・

しかし、現役の歯科医師でも技工士以上に上手に技工される先生もまだまだたくさんおられます。

ただ、その歯科医師が歯科技工物全般を上手に作れるはずもなく、得意分野が非常に限定されてしまうはずです。




現在、多くの歯科医院は複数の技工所を症例によって使い分けているのが現状です。それこそ、「餅は餅屋です。」

入れ歯一つとっても、いろいろな種類・精度・設計・材料のものがありますから、症例別に数件の技工所に依頼している医院もあるほどではないでしょうか。

「この治療だけが専門です」と明言した治療を行っている歯科医院は別ですが、一般の歯科医院で患者さんごとに最良の治療を行おうとすれば、内容が多岐にわたるのは当然で、それを歯科医師だけで行えるはずはありません。

上手に「餅は餅屋」の技工士さんにお任せして、お互い連携し切磋琢磨しながら診療内容を高めていくことが必要だと思います。



それから、技工物は模型上で作成することが多いので、生体の一時を切り取った一部の情報しか技工士には伝わりません。
多くの歯科治療では、その情報だけでは情報は不足しています。
どんなに上手な技工士さんでも歯科医師の的確な指示がなければよい技工物はできません。
お互いが上手に連携することが大事です。




タイトル 歯科医師と技工士が作る補綴物に技術的な違いは?
質問者 タンロさん
地域 東京23区
年齢 30歳
性別 男性
職業 無職
カテゴリ 補綴関連
材料・機材関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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