[写真あり] 奥歯の歯茎が下がり歯の根のようなものが見える
相談者:
ねこまたさん (59歳:女性)
投稿日時:2020-05-31 22:28:32
こんにちは。
最近、咬むと痛い、歯の根のところが下で触るとザラザラしている、ということで、人にその奥歯の写真を撮ってもらったところ、奥歯の根元の歯茎がなくなって、歯と同じ色のものが露出していたのですが、角度的に、歯の根のはずがないと思うのです。
あごの骨がありそうな位置ですが、ネットでいくら探しても、「歯茎がなくなって顎の骨が出ている」という症状が見つかりません。
あるのは、歯根が出るという話ばかりです。
写真の銀歯の赤い矢印の部分です。
左上7番です。
この奥歯は、3年前に破折歯外部接着治療を受けたもので、咬むと多少痛いことがよくありました。
この症状は何なのでしょうか?
歯茎が無くなって見えている部分は、やなり骨なのでしょうか?
また、治療というものはあるのでしょうか。
わかる先生がおられましたら、教えてください。
よろしくお願いします。
画像1 画像2
最近、咬むと痛い、歯の根のところが下で触るとザラザラしている、ということで、人にその奥歯の写真を撮ってもらったところ、奥歯の根元の歯茎がなくなって、歯と同じ色のものが露出していたのですが、角度的に、歯の根のはずがないと思うのです。
あごの骨がありそうな位置ですが、ネットでいくら探しても、「歯茎がなくなって顎の骨が出ている」という症状が見つかりません。
あるのは、歯根が出るという話ばかりです。
写真の銀歯の赤い矢印の部分です。
左上7番です。
この奥歯は、3年前に破折歯外部接着治療を受けたもので、咬むと多少痛いことがよくありました。
この症状は何なのでしょうか?
歯茎が無くなって見えている部分は、やなり骨なのでしょうか?
また、治療というものはあるのでしょうか。
わかる先生がおられましたら、教えてください。
よろしくお願いします。
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[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-05-31 22:40:19
こんにちは。
上顎7番の口蓋根でしょうね。
上の奥歯は口蓋に1根、頬側に2根の合計3根です。
かなり口蓋の歯茎が下がってしまっていますね。
あまりこのように露出しませんが接着修復治療を受けられたということであればなるほどね。という事になりそうです。
上顎7番の口蓋根でしょうね。
上の奥歯は口蓋に1根、頬側に2根の合計3根です。
かなり口蓋の歯茎が下がってしまっていますね。
あまりこのように露出しませんが接着修復治療を受けられたということであればなるほどね。という事になりそうです。
相談者からの返信
相談者:
ねこまたさん
返信日時:2020-05-31 23:23:21
Dr.ふなちゃん様
ご返信ありがとうございます。
これは、上あごの内側にある歯の根っこが出ていたものだったのですね。
このように歯の根っこが出てしまっているということは、上あごの内側にあったはずの顎の骨が、それだけ溶けてしまったということなのでしょうか?
そういう場合においての治療というのは、もう無いのが普通でしょうか?
骨が溶けまくった結果で歯茎もなくなったとなると、もはやとてもマズイ状態かと思われます。
こういう状態が「なるほどね」と感じられるような特殊な治療の結果なので、さらにまだ何とか助かりたいと思うのは、強欲といえば強欲で、もう助からなくても仕方ないのだろうとは思いますが。
もし、少しでも何かご存じなら、教えていただけたらありがたいです。
よろしくお願いします。
ご返信ありがとうございます。
これは、上あごの内側にある歯の根っこが出ていたものだったのですね。
このように歯の根っこが出てしまっているということは、上あごの内側にあったはずの顎の骨が、それだけ溶けてしまったということなのでしょうか?
そういう場合においての治療というのは、もう無いのが普通でしょうか?
骨が溶けまくった結果で歯茎もなくなったとなると、もはやとてもマズイ状態かと思われます。
こういう状態が「なるほどね」と感じられるような特殊な治療の結果なので、さらにまだ何とか助かりたいと思うのは、強欲といえば強欲で、もう助からなくても仕方ないのだろうとは思いますが。
もし、少しでも何かご存じなら、教えていただけたらありがたいです。
よろしくお願いします。
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-06-01 06:06:29
写真だけでは歯根が出てるな、しか分かりませんので、精査していただいてその歯の状態、歯を支えている組織の状態、をしっかり調べて貰って下さい。
噛むと痛い、とのことなので、延命は難しいだろうな、とは感じます。
騙し騙し使うしかなさそうには思われます。
噛むと痛い、とのことなので、延命は難しいだろうな、とは感じます。
騙し騙し使うしかなさそうには思われます。
相談者からの返信
相談者:
ねこまたさん
返信日時:2020-06-01 11:05:58
Dr.ふなちゃん先生、松元先生、教えていただき、ありがとうございます。
Dr.ふなちゃん先生から「歯根だ」との回答をいただいた後、ほぼ徹夜で、「こうなった原因の可能性」を調べました。
そして、歯の外側なら、特に前歯で、歯根が出ているケースなら山盛りあることに気がつきました。
それから、松元先生のご回答を拝見し、二人の先生が驚いておられないからには、「すごく変わったことではなさそうだ」と感じ、新たに伺いたいことができました。
私はずっと、歯槽骨というのは、歯の根元を一周ぐるっと取り巻いているものだと思っていたのですが、もしかして、歯の外側と内側には、もともと、下の方にしか骨はないのでしょうか?
歯科の絵で見る、歯槽骨が歯茎の近くまである絵は、両横の状態で、歯の前面、後ろ面には、あそこまで骨がないのでしょうか?
歯槽骨がどういう形のものか説明しているサイトを探してみたけれど、見つかりませんでした。
もし、よろしければ、「歯の外面、内面には、歯根のどこまで歯槽骨があるのか」教えていただければ、と思います。
歯科医院でレントゲン等を取って調べていただく予定ですが、「歯根が出ている部分には実は骨があったはずなのか、もともと歯肉だけの場所なのか」を、知っていたいと思うのです。
しつこく繰り返しの質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
Dr.ふなちゃん先生から「歯根だ」との回答をいただいた後、ほぼ徹夜で、「こうなった原因の可能性」を調べました。
そして、歯の外側なら、特に前歯で、歯根が出ているケースなら山盛りあることに気がつきました。
それから、松元先生のご回答を拝見し、二人の先生が驚いておられないからには、「すごく変わったことではなさそうだ」と感じ、新たに伺いたいことができました。
私はずっと、歯槽骨というのは、歯の根元を一周ぐるっと取り巻いているものだと思っていたのですが、もしかして、歯の外側と内側には、もともと、下の方にしか骨はないのでしょうか?
歯科の絵で見る、歯槽骨が歯茎の近くまである絵は、両横の状態で、歯の前面、後ろ面には、あそこまで骨がないのでしょうか?
歯槽骨がどういう形のものか説明しているサイトを探してみたけれど、見つかりませんでした。
もし、よろしければ、「歯の外面、内面には、歯根のどこまで歯槽骨があるのか」教えていただければ、と思います。
歯科医院でレントゲン等を取って調べていただく予定ですが、「歯根が出ている部分には実は骨があったはずなのか、もともと歯肉だけの場所なのか」を、知っていたいと思うのです。
しつこく繰り返しの質問で申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。
回答3
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-06-01 13:28:08
CT撮影していただいて下さい。
それ以外は、麻酔して歯茎開いて見ないと分かりません。
歯根と骨、歯茎がどれだけあるのかとかは、全ての歯、全ての人でそれぞれ違いますから。
模式図的に書いてあるもので、皆んな同じと言う訳ではありません。
人と言うDNAは皆同じでも、皮膚の色も違えば、体格も違い、顔も違うのが当たり前です。
それと同じで、歯も歯並びも、噛み合わせも、組織構造も、患者さんが想像する以上に全く違います。
個性です。
分かり易くするために、模式図はあるだけで、それがそのまま全ての人の正解、とか言うモノではありません。
それ以外は、麻酔して歯茎開いて見ないと分かりません。
歯根と骨、歯茎がどれだけあるのかとかは、全ての歯、全ての人でそれぞれ違いますから。
模式図的に書いてあるもので、皆んな同じと言う訳ではありません。
人と言うDNAは皆同じでも、皮膚の色も違えば、体格も違い、顔も違うのが当たり前です。
それと同じで、歯も歯並びも、噛み合わせも、組織構造も、患者さんが想像する以上に全く違います。
個性です。
分かり易くするために、模式図はあるだけで、それがそのまま全ての人の正解、とか言うモノではありません。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-06-01 14:46:25
回答5
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2020-06-01 17:24:15
>歯科医院でレントゲン等を取って調べていただく予定ですが、「歯根が出ている部分には実は骨があったはずなのか、もともと歯肉だけの場所なのか」を、知っていたいと思うのです。
もともと骨がなかったというのは考えにくいです。
歯周炎等の理由により、歯槽骨が吸収されたと考えるのが妥当かと思います。
あとCTは現状を調べるのには有効ですが、以前どうであったかを推測するのにはあまり有効ではない(といいますか有効な方法がない)ので、上記の理由であればCTを撮影する必要はないかと思います。
もともと骨がなかったというのは考えにくいです。
歯周炎等の理由により、歯槽骨が吸収されたと考えるのが妥当かと思います。
あとCTは現状を調べるのには有効ですが、以前どうであったかを推測するのにはあまり有効ではない(といいますか有効な方法がない)ので、上記の理由であればCTを撮影する必要はないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
ねこまたさん
返信日時:2020-06-01 19:03:10
Dr.ふなちゃん先生、松元先生、森川先生、ご教授いただき、ありがとうございます。
これまで先生方に、
・写真で見えている白い部分は歯根であること、
・歯の根の周囲には、口蓋側にも普通は骨があること、
・歯肉が大きくはがれた下の歯根が、こんなにも大きく見えているからには、口蓋側で歯根を支えている骨が溶けてしまった可能性が高いこと、
・けれども、骨の被害の程度がどうなのかは、もともとの歯や歯槽骨の形に個人差があるため、CTを見て判断すべきだということ、
・CTでは過去からの経緯はわからないので、必ずしも何故こうなったかを画像から判定できるとは限らないこと、
そのようなことを教えていただけたものと思っています。
破折の接着治療をしてから、手術後3年目の現在まで何度かトラブルがあった歯ですが、今回のような「見た目が凄い」のは初めてで、写真で見て血の気が引きました。
先生方にいただいた御回答をじっくり考え、接着して再植した歯が良い場所に落ち着けなかったせいなのかな?
いい形で歯槽骨にピタッと決まってないから、あっちにいったりこっちにいったり、もしかしたら口蓋側の骨を溶かして出ちゃったりまでしているのかな? と思いました。
なんかもう、この歯のことを考えていると泣きそうですが、先生方が私のために考え、返信してくださったことが、心の救いになっています。
これまで先生方に、
・写真で見えている白い部分は歯根であること、
・歯の根の周囲には、口蓋側にも普通は骨があること、
・歯肉が大きくはがれた下の歯根が、こんなにも大きく見えているからには、口蓋側で歯根を支えている骨が溶けてしまった可能性が高いこと、
・けれども、骨の被害の程度がどうなのかは、もともとの歯や歯槽骨の形に個人差があるため、CTを見て判断すべきだということ、
・CTでは過去からの経緯はわからないので、必ずしも何故こうなったかを画像から判定できるとは限らないこと、
そのようなことを教えていただけたものと思っています。
破折の接着治療をしてから、手術後3年目の現在まで何度かトラブルがあった歯ですが、今回のような「見た目が凄い」のは初めてで、写真で見て血の気が引きました。
先生方にいただいた御回答をじっくり考え、接着して再植した歯が良い場所に落ち着けなかったせいなのかな?
いい形で歯槽骨にピタッと決まってないから、あっちにいったりこっちにいったり、もしかしたら口蓋側の骨を溶かして出ちゃったりまでしているのかな? と思いました。
なんかもう、この歯のことを考えていると泣きそうですが、先生方が私のために考え、返信してくださったことが、心の救いになっています。
回答6
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2020-06-01 23:19:15
血の気が引きましたか・・・そうですか・・・
往診施設に行ってた私から見ると、まあ良くあるケースなんですが・・・
もっと悲惨な方を沢山見て来ましたので、そこまでご心配為されることではない、と私は思いますよ。
噛んで痛い、と言う現状があるんですから、問題を起こしてるのは間違いがありませんよね。
ならその問題を見付けること、の方が重要ではないでしょうか?
歯根が露出してる程度の問題は、噛んで痛いよりも大きな問題ではありませんよ。
噛んで痛むような病状の何かがあって、その結果歯が動いて、歯槽から歯がはみ出して、歯根が出てる状況になってるんじゃないでしょうか?
どうしても、出ている歯根を歯槽内に収めたいなら、歯周再生手術に長けた先生を探されることをお勧めしますが、多分その道の専門家に診ていただいても、この歯の痛む原因を見付けることを最初に為されて、その上で、この歯を残せる治療ができるのかどうか、と言う話になると思います。
ちなみに、この根の上に歯槽を再生させることは、とても難易度の高い手術で、大変ですから、私は意図的にそのことは書きませんでした。
何故なら、この歯が残せるのかどうかにかなり懐疑的だからです。
お気の毒ですが、悪いモノは結局ダメになるので、どこかで見切る必要が出て来ます。
噛んで痛むのに、怖くてそのままにされていた結果、だと言うことですよね・・・
そこをちゃんと向き合われないと、問題は解決されないと思いますよ。
往診施設に行ってた私から見ると、まあ良くあるケースなんですが・・・
もっと悲惨な方を沢山見て来ましたので、そこまでご心配為されることではない、と私は思いますよ。
噛んで痛い、と言う現状があるんですから、問題を起こしてるのは間違いがありませんよね。
ならその問題を見付けること、の方が重要ではないでしょうか?
歯根が露出してる程度の問題は、噛んで痛いよりも大きな問題ではありませんよ。
噛んで痛むような病状の何かがあって、その結果歯が動いて、歯槽から歯がはみ出して、歯根が出てる状況になってるんじゃないでしょうか?
どうしても、出ている歯根を歯槽内に収めたいなら、歯周再生手術に長けた先生を探されることをお勧めしますが、多分その道の専門家に診ていただいても、この歯の痛む原因を見付けることを最初に為されて、その上で、この歯を残せる治療ができるのかどうか、と言う話になると思います。
ちなみに、この根の上に歯槽を再生させることは、とても難易度の高い手術で、大変ですから、私は意図的にそのことは書きませんでした。
何故なら、この歯が残せるのかどうかにかなり懐疑的だからです。
お気の毒ですが、悪いモノは結局ダメになるので、どこかで見切る必要が出て来ます。
噛んで痛むのに、怖くてそのままにされていた結果、だと言うことですよね・・・
そこをちゃんと向き合われないと、問題は解決されないと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
ねこまたさん
返信日時:2020-06-02 19:51:06
松元先生、再度のご返信ありがとうございます。
先生のご返信を拝見し、「ええええ〜〜似たような方がそんなに!」と驚きました。
私は、あれからも歯の保存や症例について色々検索していますが、「似ている例」を一つも見ません。
「近いかな?」と思える「歯の根本が出ている」例は、すべて前歯前面のものです。
それで、俄然、二言だけ、質問させていただきたい気持ちになってしまいました。
その前に、少しだけ言い訳をさせてください。
「噛むと痛い」のに訪院しなかったのには、特別な理由があります。
「この歯の接着治療をしてくださった先生が予約2ヵ月待ちの先生」で、しかも、「歯周病についてはあまりご存じない」のです。
さらには、「2年前にもっと深刻な状況に陥った時、先生は治療法を思いつかれなかったので、私が提案した処置後2年かけて良くなってきた後だった」という事情もありました。
自分の状況を把握せずにむやみに訪院しても的外れになる公算が高かったのです。
今回は、まだ前回ほど深刻な状況ではなかったので、前回の危機を「先生の処置と私の歯磨き」で乗り切ってきた経緯から、「私の歯磨き努力が落ちてきたせいかも?まずそこを頑張ってみよう」とトライしていたのです。
過去に「抜歯になる」と宣告された歯を何本か歯磨きで治した経験で「慢心していた」とは言えますが、「先生の予約が取れない」「緊急というほどの痛みではない」「先生にお会いできるチャンスは一度きり(すべると2ヵ月後)」だから、「歯磨きで治すのは無理なことを確認し状況を把握して自分の提案ができるようになってから」と考えていました。
破折歯接着治療をしたので、接着ラインに沿う根元までの歯周ポケットが常にあり、少しの油断で歯周病になって当然の歯です
。手術以降、「他の全歯ポケット2mm、視認できる口内プラークゼロ」で、何とか維持しています。
なので、「自分の油断のせいではない」事を確認してから、治療法の目星をつけて訪院しようと思っていました。
今回お見せした写真のあたりを磨いている時に、毎回痛いとは思っていたのですが、磨き残しがあってはいけないと頑張っていました。最近は痛くなくなって喜んでいたら、「歯ブラシを痛いと感じる歯肉が無くなっていただけ」なのだから、間抜けな話です。
かかっている先生の予約は、「もう歯根が出てるんです!」とのお願いで、一週間後に割り込ませていただけました。「噛んだ時に少し痛い」だけでも緊急を装えば早く取れたかもですが、私にも良心があるので、そんなことはできません。それに、「本当に自分で治せない歯周病だったのか」も、その時点ではわかりません。
松元先生の厳しい御意見に、もともとダメ元の歯だったことを思い出し、「頑張ろう」というファイトがわきました。
頑張るというのは、接着治療術者の先生に全力で向き合い後悔の無いように最善策を話し合おう、という意味です。
再度のご返信で詳しいお話をしていただけたこと、私の気持ちにカツが入ったことも含めて、感謝にたえません。
図々しいお願いなのですが、ご返信を拝見して、二つだけ「知りたいこと」ができてしまいました。
教えていただけるとありがたいです。
伺いしたいことの一つは、松元先生がお会いした「私と似た症状の歯の方々」は、皆さん、その後すぐに歯が抜けてしまったのだろうか?
皆さん、歯槽骨が溶けておられたのだろうか? ということです。
死ぬまでもった方などは一人もおられなかったのかなあ、というあたりを、うかがいたいです。
もう一つは、「このような状態」の人の中には、ネットによく「長い歯根が出た前歯の例」が出ているオーバーブラッシングの方もおられるかと思いますが、その場合でも、歯茎がなくなった影響で歯槽骨が溶けるのだろうか? ということです。
私の歯が歯周病であることは、歯の条件や「噛むと痛い症状」から当然のことなので、私もわかっているのですが、その前の過度な歯磨き状況を思うと、「この部分に関しては半分くらいは歯周病じゃなくオーバーブラッシングのせいかも」と思います。
それで、「過度な歯磨きで歯根が出る場合、骨はどうなるのだろう? 歯茎が減った影響で後退するのだろうか? ネットの例であんなに歯根が出ているのに骨が見えないのは後退したからなのだろうか? 歯ブラシに気をつけて歯茎が戻った話がたまにあるけど、そうしたら後退していた骨も戻って問題解決するんだろうか?
だとしたら歯根が骨や歯茎から外に出たせいで死んでいた歯根膜も生還してくっつくんだろうか?」と、疑問になりました。
もちろん、先生の御経験に私のケースが当てはまるわけではない事は承知しています。
その人たちの歯槽骨がどうあれ、私の骨が「程度はわからないけど溶けている」のは確実な事も知っています。
けれども、今まで、「一般的にどういうものか」を総合して考えることで歯をもたせてきたので、一般論や先生の個人的な経験のお話が、とても貴重なのです。
今後の方針を考えるために、ぜひ、教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
先生のご返信を拝見し、「ええええ〜〜似たような方がそんなに!」と驚きました。
私は、あれからも歯の保存や症例について色々検索していますが、「似ている例」を一つも見ません。
「近いかな?」と思える「歯の根本が出ている」例は、すべて前歯前面のものです。
それで、俄然、二言だけ、質問させていただきたい気持ちになってしまいました。
その前に、少しだけ言い訳をさせてください。
「噛むと痛い」のに訪院しなかったのには、特別な理由があります。
「この歯の接着治療をしてくださった先生が予約2ヵ月待ちの先生」で、しかも、「歯周病についてはあまりご存じない」のです。
さらには、「2年前にもっと深刻な状況に陥った時、先生は治療法を思いつかれなかったので、私が提案した処置後2年かけて良くなってきた後だった」という事情もありました。
自分の状況を把握せずにむやみに訪院しても的外れになる公算が高かったのです。
今回は、まだ前回ほど深刻な状況ではなかったので、前回の危機を「先生の処置と私の歯磨き」で乗り切ってきた経緯から、「私の歯磨き努力が落ちてきたせいかも?まずそこを頑張ってみよう」とトライしていたのです。
過去に「抜歯になる」と宣告された歯を何本か歯磨きで治した経験で「慢心していた」とは言えますが、「先生の予約が取れない」「緊急というほどの痛みではない」「先生にお会いできるチャンスは一度きり(すべると2ヵ月後)」だから、「歯磨きで治すのは無理なことを確認し状況を把握して自分の提案ができるようになってから」と考えていました。
破折歯接着治療をしたので、接着ラインに沿う根元までの歯周ポケットが常にあり、少しの油断で歯周病になって当然の歯です
。手術以降、「他の全歯ポケット2mm、視認できる口内プラークゼロ」で、何とか維持しています。
なので、「自分の油断のせいではない」事を確認してから、治療法の目星をつけて訪院しようと思っていました。
今回お見せした写真のあたりを磨いている時に、毎回痛いとは思っていたのですが、磨き残しがあってはいけないと頑張っていました。最近は痛くなくなって喜んでいたら、「歯ブラシを痛いと感じる歯肉が無くなっていただけ」なのだから、間抜けな話です。
かかっている先生の予約は、「もう歯根が出てるんです!」とのお願いで、一週間後に割り込ませていただけました。「噛んだ時に少し痛い」だけでも緊急を装えば早く取れたかもですが、私にも良心があるので、そんなことはできません。それに、「本当に自分で治せない歯周病だったのか」も、その時点ではわかりません。
松元先生の厳しい御意見に、もともとダメ元の歯だったことを思い出し、「頑張ろう」というファイトがわきました。
頑張るというのは、接着治療術者の先生に全力で向き合い後悔の無いように最善策を話し合おう、という意味です。
再度のご返信で詳しいお話をしていただけたこと、私の気持ちにカツが入ったことも含めて、感謝にたえません。
図々しいお願いなのですが、ご返信を拝見して、二つだけ「知りたいこと」ができてしまいました。
教えていただけるとありがたいです。
伺いしたいことの一つは、松元先生がお会いした「私と似た症状の歯の方々」は、皆さん、その後すぐに歯が抜けてしまったのだろうか?
皆さん、歯槽骨が溶けておられたのだろうか? ということです。
死ぬまでもった方などは一人もおられなかったのかなあ、というあたりを、うかがいたいです。
もう一つは、「このような状態」の人の中には、ネットによく「長い歯根が出た前歯の例」が出ているオーバーブラッシングの方もおられるかと思いますが、その場合でも、歯茎がなくなった影響で歯槽骨が溶けるのだろうか? ということです。
私の歯が歯周病であることは、歯の条件や「噛むと痛い症状」から当然のことなので、私もわかっているのですが、その前の過度な歯磨き状況を思うと、「この部分に関しては半分くらいは歯周病じゃなくオーバーブラッシングのせいかも」と思います。
それで、「過度な歯磨きで歯根が出る場合、骨はどうなるのだろう? 歯茎が減った影響で後退するのだろうか? ネットの例であんなに歯根が出ているのに骨が見えないのは後退したからなのだろうか? 歯ブラシに気をつけて歯茎が戻った話がたまにあるけど、そうしたら後退していた骨も戻って問題解決するんだろうか?
だとしたら歯根が骨や歯茎から外に出たせいで死んでいた歯根膜も生還してくっつくんだろうか?」と、疑問になりました。
もちろん、先生の御経験に私のケースが当てはまるわけではない事は承知しています。
その人たちの歯槽骨がどうあれ、私の骨が「程度はわからないけど溶けている」のは確実な事も知っています。
けれども、今まで、「一般的にどういうものか」を総合して考えることで歯をもたせてきたので、一般論や先生の個人的な経験のお話が、とても貴重なのです。
今後の方針を考えるために、ぜひ、教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
タイトル | [写真あり] 奥歯の歯茎が下がり歯の根のようなものが見える |
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質問者 | ねこまたさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 59歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯茎の異常・トラブルその他 その他(写真あり) 歯茎が下がった(歯肉退縮) 根の病気・異常その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。