口腔がんの癌遺伝子検査有効性について
相談者:
タンロさん (30歳:男性)
投稿日時:2013-05-15 01:11:14
相談宜しくお願いします。
今普及しつつある癌遺伝子検査では、1mm以下の前癌病変を早期発見出来ると聞きました。
そこで質問なのですが、この検査は口腔がんなどにも有効という話を聞いた事がありますでしょうか?
解答宜しくお願いします。
今普及しつつある癌遺伝子検査では、1mm以下の前癌病変を早期発見出来ると聞きました。
そこで質問なのですが、この検査は口腔がんなどにも有効という話を聞いた事がありますでしょうか?
解答宜しくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-05-15 01:15:31
何処に載っていましたか?
不勉強で聞いた事無いのですが^^
少なくとも確立された治療法ではないと思います。
不勉強で聞いた事無いのですが^^
少なくとも確立された治療法ではないと思います。
回答2
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2013-05-15 07:54:00
PET検査が、5mmほどで見つける最も有効な検査だと私自身は思っています。
こちらは人間ドッグなどにもあり、広まりつつあると思います。
癌遺伝子検査はちょっと分からないです。
腫瘍マーカーとは違うのですよね。
私も勉強不足で分かりません。
こちらは人間ドッグなどにもあり、広まりつつあると思います。
癌遺伝子検査はちょっと分からないです。
腫瘍マーカーとは違うのですよね。
私も勉強不足で分かりません。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2013-05-15 09:54:06
タンロさん、こんにちは
>癌遺伝子検査では、1mm以下の前癌病変を早期発見出来ると聞きました。
遺伝子検査というのは、簡単に言うと癌になりやすい体質かどうかを検査するものだと認識しています。
例えば現在もマスコミで話題になっていますが・・・
アンジェリーナジョリーが遺伝子検査で乳がんを発症しやすい
遺伝子が見つかったということで、予防のため乳房を切除したということが報道されています。
遺伝子に関しては乳がんや大腸がんなどは、ある程度どの遺伝子が異常になると癌が発症することが明らかになっていますが、口腔がんの場合は、まだ研究段階で決定的な遺伝子というのはまだ明らかになっていないのが現状です。
まして、遺伝子異常から前癌病変を見つけるというのは非現実的だと思います。
あともう一つ・・・
レーザーマイクロダイセクションという方法も研究されています。
これは顕微鏡で見ながらレーザーを用いて、いわゆる生検のように組織を採取して、その部分の遺伝子情報を調べることでどのような性格の癌かどうか、あるいは癌になる前の状態であるかを調べる方法です。
癌の性格を知ることで、その癌に最も効果的な治療方法をオーダーメイドで行うというものです。
しかし、こていれも決定的な結果は出ていないと思います。
(私が調べたいたころからは時間がたっているので、研究にその後の進展があったかどうかはわかりません)
参考になれば幸いです。
>癌遺伝子検査では、1mm以下の前癌病変を早期発見出来ると聞きました。
遺伝子検査というのは、簡単に言うと癌になりやすい体質かどうかを検査するものだと認識しています。
例えば現在もマスコミで話題になっていますが・・・
アンジェリーナジョリーが遺伝子検査で乳がんを発症しやすい
遺伝子が見つかったということで、予防のため乳房を切除したということが報道されています。
遺伝子に関しては乳がんや大腸がんなどは、ある程度どの遺伝子が異常になると癌が発症することが明らかになっていますが、口腔がんの場合は、まだ研究段階で決定的な遺伝子というのはまだ明らかになっていないのが現状です。
まして、遺伝子異常から前癌病変を見つけるというのは非現実的だと思います。
あともう一つ・・・
レーザーマイクロダイセクションという方法も研究されています。
これは顕微鏡で見ながらレーザーを用いて、いわゆる生検のように組織を採取して、その部分の遺伝子情報を調べることでどのような性格の癌かどうか、あるいは癌になる前の状態であるかを調べる方法です。
癌の性格を知ることで、その癌に最も効果的な治療方法をオーダーメイドで行うというものです。
しかし、こていれも決定的な結果は出ていないと思います。
(私が調べたいたころからは時間がたっているので、研究にその後の進展があったかどうかはわかりません)
参考になれば幸いです。
相談者からの返信
相談者:
タンロさん
返信日時:2013-05-15 10:35:42
細見先生、加藤先生、畑田先生返答していただき感謝します。
畑田先生のご指摘通り、アンジェリーナジョリーの遺伝子検査でこの検査を知りました。
1mm以下の癌を見つけられても、乳ガン、大腸がんなどには有効性が高いらしいのですが、それ以外はその箇所が癌化しているという状況を確認できても、手術などは従来道り5mmにならないと治療は出来ないみたいです。
レーザーマイクロダイレクションというのも、かなり良い検査ですね。
がん遺伝子検査が口腔がんを含め、色々な癌に有効性が画一出来たらレーザーマイクロダイレクションとセットで、新しい癌の早期発見が出来るようになったら良いですけど。。
色々勉強になりました。
畑田先生のご指摘通り、アンジェリーナジョリーの遺伝子検査でこの検査を知りました。
1mm以下の癌を見つけられても、乳ガン、大腸がんなどには有効性が高いらしいのですが、それ以外はその箇所が癌化しているという状況を確認できても、手術などは従来道り5mmにならないと治療は出来ないみたいです。
レーザーマイクロダイレクションというのも、かなり良い検査ですね。
がん遺伝子検査が口腔がんを含め、色々な癌に有効性が画一出来たらレーザーマイクロダイレクションとセットで、新しい癌の早期発見が出来るようになったら良いですけど。。
色々勉強になりました。
タイトル | 口腔がんの癌遺伝子検査有効性について |
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質問者 | タンロさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 無職 |
カテゴリ |
口腔外科関連 その他(その他) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。