[写真あり] 左下6番欠損、ノンクラスプデンチャーの歯茎のへりについて
相談者:
ささなさん (37歳:女性)
投稿日時:2019-10-10 06:07:16
左下六番欠損で、ノンクラスプデンチャーをつくってもらい、つけて二ヶ月くらいになりました。
五番の歯茎がいたくなり、調整いったのですが、今みてみると六番目の歯茎のほほ側が前よりへこんだ気がします。
ノンクラスプデンチャーは、保険の義歯より歯茎のへりがはやいですか?
また前後の歯は普通の義歯より痛みやすいですか?
見た目重視しかない義歯だったかなと後悔しています。
MTコネクターをつくってもらおうかなと思っていたのですが、やはりとりはずしするとき負担かかるのかなと悩んでいます。
五番の歯茎がいたくなり、調整いったのですが、今みてみると六番目の歯茎のほほ側が前よりへこんだ気がします。
ノンクラスプデンチャーは、保険の義歯より歯茎のへりがはやいですか?
また前後の歯は普通の義歯より痛みやすいですか?
見た目重視しかない義歯だったかなと後悔しています。
MTコネクターをつくってもらおうかなと思っていたのですが、やはりとりはずしするとき負担かかるのかなと悩んでいます。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-10-11 01:57:06
ノンクラスプデンチャーは、クラスプが本当にないタイプですか?
それともノンメタルクラスプデンチャーでしょうか?(つまりメタルクラスプはないがクラスプはある義歯)
通常、義歯は前後またはどこかしらの歯に引っ掛けるクラスプがなければ脱離したり安定しないので、クラスプはついているだろうと思います。
部分床義歯の基本構造は、義歯床と人工歯とクラスプですがレストも大切だとされています。
レストというのは通常隣接する歯にレスト座を形成して、義歯の構造体の一部をそこにかける事で義歯の沈下を防ぎ咬合圧を歯に伝えます。
ノンクラスプデンチャーでは、メタルを使わない為に時にこのレストを省力して作成されます。
金属は薄くても強いけど樹脂は薄いと破折するからです。
レストが省略された部分床義歯は咀嚼時に粘膜の厚み分沈み込みますから、歯茎が痛むということがおきやすくなります。
基本構造にレストがなくても上手く調整してもらえる事もありますから、義歯を使用していて不調が出てくれば作成した歯科医院で調整してもらいましょうということになっています。
再受診されよくみてもらってください。
それともノンメタルクラスプデンチャーでしょうか?(つまりメタルクラスプはないがクラスプはある義歯)
通常、義歯は前後またはどこかしらの歯に引っ掛けるクラスプがなければ脱離したり安定しないので、クラスプはついているだろうと思います。
部分床義歯の基本構造は、義歯床と人工歯とクラスプですがレストも大切だとされています。
レストというのは通常隣接する歯にレスト座を形成して、義歯の構造体の一部をそこにかける事で義歯の沈下を防ぎ咬合圧を歯に伝えます。
ノンクラスプデンチャーでは、メタルを使わない為に時にこのレストを省力して作成されます。
金属は薄くても強いけど樹脂は薄いと破折するからです。
レストが省略された部分床義歯は咀嚼時に粘膜の厚み分沈み込みますから、歯茎が痛むということがおきやすくなります。
基本構造にレストがなくても上手く調整してもらえる事もありますから、義歯を使用していて不調が出てくれば作成した歯科医院で調整してもらいましょうということになっています。
再受診されよくみてもらってください。
相談者からの返信
相談者:
ささなさん
返信日時:2019-10-11 20:38:41
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2019-10-11 22:52:55
うーん、これはレストがないように見えますね。
これでは、沈み込みは防げないかな、と…
歯が削られるのが嫌でこの選択をされたのなら、顎堤が犠牲になってしまってるのかも、と思います。
移植できる歯とか、インプラントとかは選択肢としてないのでしょうか?
後は見た目は犠牲になりますが、歯を削らない接着ブリッジもありますが…
これでは、沈み込みは防げないかな、と…
歯が削られるのが嫌でこの選択をされたのなら、顎堤が犠牲になってしまってるのかも、と思います。
移植できる歯とか、インプラントとかは選択肢としてないのでしょうか?
後は見た目は犠牲になりますが、歯を削らない接着ブリッジもありますが…
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-10-12 08:16:10
レストがなさそうですから、噛めば義歯は沈下しますね。。
後からレストをつけるのではなく、設計の段階からつけておくとよかっただろうと思います。
レスト部だけ金属を使うこともありますよ(薄いと樹脂は折れるので)
オシャレ用義歯、保隙用義歯としての利用が主になるでしょうが、調整して粘膜面の当たり方を変えることは可能ですから、まずは痛くないように調整を試みてもらうと良いでしょう。
また、ノン(メタル)クラスプ義歯は、数年毎に作り替えが必要になると思われておくほうが良いだろうと思います(クラスプも折れるので)
後からレストをつけるのではなく、設計の段階からつけておくとよかっただろうと思います。
レスト部だけ金属を使うこともありますよ(薄いと樹脂は折れるので)
オシャレ用義歯、保隙用義歯としての利用が主になるでしょうが、調整して粘膜面の当たり方を変えることは可能ですから、まずは痛くないように調整を試みてもらうと良いでしょう。
また、ノン(メタル)クラスプ義歯は、数年毎に作り替えが必要になると思われておくほうが良いだろうと思います(クラスプも折れるので)
相談者からの返信
相談者:
ささなさん
返信日時:2019-10-12 14:35:56
ありがとうございます。
やはりレストがないんですね。
つくってもらうときレストありもあったと思いますが、両隣の歯が健康だから大丈夫といわれレストなしでつくってもらいました。
レストなしだと両隣の歯にも悪いですか?
このまま使うのはよくないですかね。
やはりレストがないんですね。
つくってもらうときレストありもあったと思いますが、両隣の歯が健康だから大丈夫といわれレストなしでつくってもらいました。
レストなしだと両隣の歯にも悪いですか?
このまま使うのはよくないですかね。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-10-13 00:25:10
中途半端なレスト形態だと歯を引き倒す力がかかるので、健康な歯を出来れば削らない為にそうされたということでしょう。
補綴前処置と言って欠損補綴をきちんとしようと意図すると健康な歯質を削り取り、場合によっては修復を入れて長期に安定させる事を目指す場合もありますが、そういう事はされなかったのだと思います。
単に穴を塞ぐための義歯としての機能は果たしているのですから、そう割り切って使用される事も出来ると思います。
擦れて痛むようならば、調整は可能だと思いますから再受診してみてください。
補綴前処置と言って欠損補綴をきちんとしようと意図すると健康な歯質を削り取り、場合によっては修復を入れて長期に安定させる事を目指す場合もありますが、そういう事はされなかったのだと思います。
単に穴を塞ぐための義歯としての機能は果たしているのですから、そう割り切って使用される事も出来ると思います。
擦れて痛むようならば、調整は可能だと思いますから再受診してみてください。
相談者からの返信
相談者:
ささなさん
返信日時:2019-10-14 07:00:06
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-10-14 10:48:34
オール樹脂で作製するノン(メタル)(クラスプ)デンチャーは、ちょっと伸びて折れにくい樹脂での形成が出来るようになったので出てきた製品です。
保険適用のメタルクラスプを使用した義歯は、咀嚼機能回復を目指していますが、反してどちらかというとオシャレ用ですね。
レストがなければ義歯は咬合圧で沈下しますから、咀嚼機能の回復はあまり期待出来ない設計になっているのではないかと思います。
お食事を食べる時に、中間歯特に臼歯が欠損していると粘膜面に当たるので、それはそれで痛いので欠損で生じた穴を塞いで食物で粘膜が傷つくのを保護したり、食物の流れをよくしたり、また隣在歯が倒れない保隙の役目を果たしたりという一定の機能回復は果たしてくれていますよね?
義歯部でしっかり噛みたいか?そこまでは望まないか?で、欠損修復の治療法を選択していただくとよいだろうと思います。
とはいえ、作って使ってみなければ体感出来ないわけですから、何回も作ってみることが出来るのが義歯の良いところだと思います。
保険診療の場合は、別の歯科医院で初診から開始すれば安価に作製してもらえるので、時に何個も何個も義歯を新製している方がおられますよ。
大量に袋詰めで保管されていたり。。
つまり義歯は思った程噛めないで元々不便なものなのだと言うことだと思います。
よく噛める義歯はちゃんと補綴前処置を受けて作製する事になるので、前後の歯を削られたくない方では無理になる場合もありますね。
それでもないよりは、ずっと良いので皆さん保険義歯やオシャレ義歯を使用されているのだと思います。
オシャレ義歯でもメタルレスト埋め込みタイプだと沈下しないので、使用感は違ってくると思います。
(レストを形成する事になり、一体型でなければ割れたりしてくるので、大抵新製になるので再度新製代が必要だろうと思います。
自費治療ですから、また費用がかかるということになるだろうと思います)
長年歯科が部分床義歯にメタルを利用してきた事には意味があるのですから、義歯が得意な先生(または技工士)は必要なところにはメタルを使う設計にしていると思います。
今の義歯でも上手く調整してもらえば、粘膜面の擦れを緩和分散出来ると思いますよ。再受診して調整が大切ですね。
保険適用のメタルクラスプを使用した義歯は、咀嚼機能回復を目指していますが、反してどちらかというとオシャレ用ですね。
レストがなければ義歯は咬合圧で沈下しますから、咀嚼機能の回復はあまり期待出来ない設計になっているのではないかと思います。
お食事を食べる時に、中間歯特に臼歯が欠損していると粘膜面に当たるので、それはそれで痛いので欠損で生じた穴を塞いで食物で粘膜が傷つくのを保護したり、食物の流れをよくしたり、また隣在歯が倒れない保隙の役目を果たしたりという一定の機能回復は果たしてくれていますよね?
義歯部でしっかり噛みたいか?そこまでは望まないか?で、欠損修復の治療法を選択していただくとよいだろうと思います。
とはいえ、作って使ってみなければ体感出来ないわけですから、何回も作ってみることが出来るのが義歯の良いところだと思います。
保険診療の場合は、別の歯科医院で初診から開始すれば安価に作製してもらえるので、時に何個も何個も義歯を新製している方がおられますよ。
大量に袋詰めで保管されていたり。。
つまり義歯は思った程噛めないで元々不便なものなのだと言うことだと思います。
よく噛める義歯はちゃんと補綴前処置を受けて作製する事になるので、前後の歯を削られたくない方では無理になる場合もありますね。
それでもないよりは、ずっと良いので皆さん保険義歯やオシャレ義歯を使用されているのだと思います。
オシャレ義歯でもメタルレスト埋め込みタイプだと沈下しないので、使用感は違ってくると思います。
(レストを形成する事になり、一体型でなければ割れたりしてくるので、大抵新製になるので再度新製代が必要だろうと思います。
自費治療ですから、また費用がかかるということになるだろうと思います)
長年歯科が部分床義歯にメタルを利用してきた事には意味があるのですから、義歯が得意な先生(または技工士)は必要なところにはメタルを使う設計にしていると思います。
今の義歯でも上手く調整してもらえば、粘膜面の擦れを緩和分散出来ると思いますよ。再受診して調整が大切ですね。
相談者からの返信
相談者:
ささなさん
返信日時:2019-10-18 21:25:26
ありがとうございます。
痛いところはなおしてもらったのですが、やはり沈み混みはありそうです。
保険の義歯とノンクラスプはあまり沈みこみかわらないといわれたのですが、違いますよね。
別のものをつくりたくて、A歯科に話を聞きにいったのですが、総合病院で処置している親知らずを移植した歯にできた膿をとる手術が12月まで終わらなく、それが落ち着くまでかたとりできないといわれてしまい、来年にならないとつくれなさそうです。
同じ義歯をつくっているB歯科にもいったのですが、つくれるけど一ヶ月くらいはかかるようで迷っています。
できればA歯科でつくりたいのですが、一番金額も高く、時間かかるのでそこがひっかかります。
その4ヶ月のあいだで歯茎がやせたりしてしまうのでしょうか?
痛いところはなおしてもらったのですが、やはり沈み混みはありそうです。
保険の義歯とノンクラスプはあまり沈みこみかわらないといわれたのですが、違いますよね。
別のものをつくりたくて、A歯科に話を聞きにいったのですが、総合病院で処置している親知らずを移植した歯にできた膿をとる手術が12月まで終わらなく、それが落ち着くまでかたとりできないといわれてしまい、来年にならないとつくれなさそうです。
同じ義歯をつくっているB歯科にもいったのですが、つくれるけど一ヶ月くらいはかかるようで迷っています。
できればA歯科でつくりたいのですが、一番金額も高く、時間かかるのでそこがひっかかります。
その4ヶ月のあいだで歯茎がやせたりしてしまうのでしょうか?
回答6
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-10-19 09:41:44
歯茎の減りは、主に支えの歯槽骨の減りを反映した結果になると思いますから、時期の予測は不能だろうと思います。
大抵歯を失うとその部位の骨のレベルは下がります(廃用性萎縮)し、代謝が不良になれば下がるだろうと考えられます。
ご事情が色々おありでしょうから無理のないようにしてください。
歯茎が減っても義歯は床部で形態回復は可能です。
大抵歯を失うとその部位の骨のレベルは下がります(廃用性萎縮)し、代謝が不良になれば下がるだろうと考えられます。
ご事情が色々おありでしょうから無理のないようにしてください。
歯茎が減っても義歯は床部で形態回復は可能です。
タイトル | [写真あり] 左下6番欠損、ノンクラスプデンチャーの歯茎のへりについて |
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質問者 | ささなさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:6番(第一大臼歯) 部分入れ歯のトラブル 部分入れ歯 その他 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。