抜髄と感染根管処置の違いは?
相談者:
-ふみ-さん (48歳:男性)
投稿日時:2025-02-03 17:58:17
お世話になります。
抜髄と感染根管処置の詳しい違いを教えていただきたく存じます。
抜髄とは、初回根管治療のことのみを言うのでしょうか?
歯髄までう蝕が進み、歯髄を残せない状態(=感染してますね)で、けど歯髄は生きていれば抜髄になるのでしょうか?
感染根管処置とは、再根管治療のことのみを言うのでしょうか?
抜髄との完全な違いは歯髄が死んでいるまたは、一度根管治療済の場合なのでしょうか?
では、始めての根管治療で、歯髄は死んでいない(冷たいものが凍みる、削っている時に痛みを感じる)が、歯性上顎洞炎になっている(根尖病巣にはなっていない)場合の処置は、抜髄と感染根管処置のどちらになりますか?
上記に当てはめて考えると抜髄になります。
歯性上顎洞炎になるのは歯髄が絶対感染していることの結果なのでしょうか?
お返事お待ちしています。
抜髄と感染根管処置の詳しい違いを教えていただきたく存じます。
抜髄とは、初回根管治療のことのみを言うのでしょうか?
歯髄までう蝕が進み、歯髄を残せない状態(=感染してますね)で、けど歯髄は生きていれば抜髄になるのでしょうか?
感染根管処置とは、再根管治療のことのみを言うのでしょうか?
抜髄との完全な違いは歯髄が死んでいるまたは、一度根管治療済の場合なのでしょうか?
では、始めての根管治療で、歯髄は死んでいない(冷たいものが凍みる、削っている時に痛みを感じる)が、歯性上顎洞炎になっている(根尖病巣にはなっていない)場合の処置は、抜髄と感染根管処置のどちらになりますか?
上記に当てはめて考えると抜髄になります。
歯性上顎洞炎になるのは歯髄が絶対感染していることの結果なのでしょうか?
お返事お待ちしています。
[過去のご相談]

顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2025-02-03 19:48:28
>抜髄と感染根管処置の詳しい違い
保険点数が違います。
臨床的診断名やレセプト上の病名が違うと思います。
歯髄炎(一部を除く)であれば抜髄を算定すると思います。
レセプト上でper(根尖性歯周組織炎)病名であれば感染根管処置を算定すると思います。
>抜髄とは、初回根管治療のことのみを言うのでしょうか?
例え初回でもper状態のことも稀にあると思います。
>歯髄までう蝕が進み、歯髄を残せない状態(=感染してますね)で、けど歯髄は生きていれば抜髄になるのでしょうか?
そうなると思います。
>感染根管処置とは、再根管治療のことのみを言うのでしょうか?
上記のように初回治療でも感染根管処置になることもあります。
>始めての根管治療で、歯髄は死んでいない(冷たいものが凍みる、削っている時に痛みを感じる)が、歯性上顎洞炎になっている(根尖病巣にはなっていない)場合の処置
複根歯の場合根管ごとに判断すべきでしょうが、私なら抜髄を算定すると思います。
保険点数が違います。
臨床的診断名やレセプト上の病名が違うと思います。
歯髄炎(一部を除く)であれば抜髄を算定すると思います。
レセプト上でper(根尖性歯周組織炎)病名であれば感染根管処置を算定すると思います。
>抜髄とは、初回根管治療のことのみを言うのでしょうか?
例え初回でもper状態のことも稀にあると思います。
>歯髄までう蝕が進み、歯髄を残せない状態(=感染してますね)で、けど歯髄は生きていれば抜髄になるのでしょうか?
そうなると思います。
>感染根管処置とは、再根管治療のことのみを言うのでしょうか?
上記のように初回治療でも感染根管処置になることもあります。
>始めての根管治療で、歯髄は死んでいない(冷たいものが凍みる、削っている時に痛みを感じる)が、歯性上顎洞炎になっている(根尖病巣にはなっていない)場合の処置
複根歯の場合根管ごとに判断すべきでしょうが、私なら抜髄を算定すると思います。

相談者:
-ふみ-さん
返信日時:2025-02-05 10:08:27
>柴田先生
お返事ありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
今回の質問は実際に治療で遭遇したためのものでした。
明細で、抜髄のはずが、感染根管処置になっているというものです。
歯科医師は
「歯髄は死んでいて、歯髄なんてない」
と言っていたのでPerが選択され、感染根管処置になったのだと思います。
しかし、実際には2日根管処置をしましたが歯髄にリーマー等が当たると麻酔をしているにも関わらず痛みがあったので壊死はしていない状態でした。
(↑言っていることと、処置がズレているのもおかしいですけどね;笑 歯髄壊死と思っているのならば麻酔必要ないですからね)
同歯科医院での別の箇所の保険治療で、自費診療の範疇になる技法も混ぜて治療をしたからと、本来、充填1と光重合CRは「単純」であるはずが「複雑」で算定したというものがありました。
入力はできますが、実際と違う算定をしていいのか?と思いましたが、自費診療の技法費用と考えて話はそれまでにしました。
(点数差は70点)
このようなことがあったため、今回は、正しく算定するのであれば、上顎洞炎にはなる位の歯髄状態ながら、歯髄は生きているので「抜髄」だと思いますが、抜髄より感染根管処置の方が症状は進行していて処置の難易度は上がるはずですが、点数は低いのであえて言わずにそのままにします。
(点数差は74点)
お返事ありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ございません。
今回の質問は実際に治療で遭遇したためのものでした。
明細で、抜髄のはずが、感染根管処置になっているというものです。
歯科医師は
「歯髄は死んでいて、歯髄なんてない」
と言っていたのでPerが選択され、感染根管処置になったのだと思います。
しかし、実際には2日根管処置をしましたが歯髄にリーマー等が当たると麻酔をしているにも関わらず痛みがあったので壊死はしていない状態でした。
(↑言っていることと、処置がズレているのもおかしいですけどね;笑 歯髄壊死と思っているのならば麻酔必要ないですからね)
同歯科医院での別の箇所の保険治療で、自費診療の範疇になる技法も混ぜて治療をしたからと、本来、充填1と光重合CRは「単純」であるはずが「複雑」で算定したというものがありました。
入力はできますが、実際と違う算定をしていいのか?と思いましたが、自費診療の技法費用と考えて話はそれまでにしました。
(点数差は70点)
このようなことがあったため、今回は、正しく算定するのであれば、上顎洞炎にはなる位の歯髄状態ながら、歯髄は生きているので「抜髄」だと思いますが、抜髄より感染根管処置の方が症状は進行していて処置の難易度は上がるはずですが、点数は低いのであえて言わずにそのままにします。
(点数差は74点)

相談者:
-ふみ-さん
返信日時:2025-02-09 06:25:15
タイトル | 抜髄と感染根管処置の違いは? |
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質問者 | -ふみ-さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の治療費・費用 根管治療その他 治療費・費用 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。