抜髄から40年経過した歯について

相談者: Babymamiさん (50歳:女性)
投稿日時:2019-03-30 15:39:33
お世話になります。

抜髄後の歯は色が変色してくると思いますが、変色の度合いや、何年前に抜髄したかなどの歯の歴史から、この歯は抜歯の道しか残されてないと判断する基準はありますか?

例えば抜髄後30年経過したら抜歯、残された歯が濃い茶色だったら抜歯、など。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-03-30 20:39:28
こんにちは。

感染源になっておらず機能できているならば、一生使用されたらいかがでしょう?

何か問題が生じていれば、その都度、歯科医にご相談される事になるでしょう。

歯の歴史?治療歴がどうであれ、使える歯は使ったほうがよいでしょうと言うのが基本ではないでしょうか?

若い頃に抜髄した歯をお持ちのお年寄りは沢山おられますよ。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-03-30 20:55:56
抜歯になるには、その歯が使えない、と診断される状況にあるからで、抜髄された後の状況による、と思います。

歯根が変色していても、虫歯になってなくて、歯周病の状況も良く、歯根破折したりしてなければ、簡単に言えば良い状況であれば使える、抜歯しなくても良い、と思います。

問題なのは、抜髄された歯の場合、歯自体に知覚する能力はなくなりますから、虫歯が深く進行していても、患者さんは痛みを感じない、と言うことで、それにより知らず知らずの間にダメになって抜歯するしかなくなったりすることです。

抜髄された歯が痛む場合は、根管治療の問題が起きたとか、歯根が割れたとか、何かしら歯根を支えている組織、歯根膜歯肉、骨に問題が起きた、と考えるべきです。

その場合、状況により抜歯するしかない場合も多いのではと思います。

抜髄された歯でも、ちゃんとした根管治療、歯周病のメインテナンス、歯冠補綴がなされて維持されていれば、問題なく使い続けて良い、と思います。

昔々に抜髄されただけ、の理由での抜歯は、普通はないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Babymamiさん
返信日時:2019-03-30 23:17:19
船橋先生
松元先生

お世話になります。
いつも感謝致します。

今回、CTを撮り主治医と、意見を求めた大学の教授とで意見が別れました。
教授は抜歯しかないかも、的な意見です。

理由は歯冠歯根比を基準に考えると元の歯を削り過ぎで差し歯を作っても、長く持たない、しかも原因不明の痛みがある、抜髄して30年以上経過してるから、枯れているから、主治医の先生は何をしたかったのか分からない(歯冠歯根比から)。

しかし主治医は病巣もなく、これだけ歯が残っていれば大丈夫、なので痛みがあっても1度セラミックの歯を完成させてみましょう、と。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-03-31 08:31:57
歯髄がない歯で原因不明の痛みがある、と言うことは、支えている組織、歯根膜歯肉、骨に何かしらの炎症が起きている、と言うことでしょう。

レントゲンで見ても分からないことは、とても良くあります。

やはり、根尖病巣か、歯根破折か、生体組織はレントゲンより敏感で先に異常があることを教えてくれてるだけだ、と思います。

なので、抜歯を勧められているのだと思います。

異常が起きてる歯に再治療を施して、治る可能性に賭けるか、痛いのを断つならで、抜歯するか、でしょうね。

被せ物だけ治しても、抜本的な問題への解決とは思えませんが。

顕微鏡などでかなり拡大して見ても、変色した歯根ではなかなかヒビ、クラックは見つけられないこともあります。

考えられる対策は、根管治療のやり直し、根尖病巣の除去手術、抜歯、ではないでしょうか。

その中で、抜歯を勧められているのだろう、と考えられます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Babymamiさん
返信日時:2019-03-31 09:47:38
松元先生

おはようございます。お世話になります。
休日の朝早くにすみません、感謝致します。

先に返信した内容に言葉足らずがありました。

「両サイドの歯の根っこと比較しても形が異なってるから期待できない」

と。

まさに松元先生のおっしゃる通りだと思います、ありがとうございます。

その主治医が紹介してくれて、診察をしてくれた大学教授は、言葉の節々に主治医に気を使って発言してる部分が感じられましたが、診察の最後には

歯根が少ないのに何故こんな治療をしたのか分からない」

と、ポツリと発言したのが大学教授の意見を集約してると思いました。

抜髄後30年以上経過、歯根の形が変形、などから抜歯相当かな、と。

ありがとうございました、いつもすみません。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-03-31 15:30:02
>診察の最後には
>「歯根が少ないのに何故こんな治療をしたのか分からない」

でも数十年保存できて使えていれば正義だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Babymamiさん
返信日時:2019-03-31 16:25:48
柴田先生

お世話になります。
いつもありがとうございます。

紹介された大学教授は歯根の形が異常との判断もあり、かつ私が受診をした当日にいた他の先生にも判断を仰いだ結果が、歯冠歯根比不良・痛みあり・歯根の変形から「何故こんな事を」となりました。
歯根の長さから差し歯を作っても直ぐにダメになる確率高い、とも。

また、治療に対するポリシーやコンセプトも最後は主治医の判断になる、とも仰ってました。


余談ですが、前回ご回答いただいた診察(CT撮影料金含)は支払額5350円でした。
レントゲン撮影・CT撮影・触診・カウンセリング、合計58分で。



タイトル 抜髄から40年経過した歯について
質問者 Babymamiさん
地域 非公開
年齢 50歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯の異常・トラブルその他
その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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