[写真あり] CT画像の黒い箇所はう蝕ですか?CTとデンタルの比較

相談者: -ふみ-さん (48歳:男性)
投稿日時:2025-04-02 06:48:18
素人なもので、わからないことだらけで質問ばかりして申し訳ございません。
いつもありがとうございます。

今回の質問は、添付写真の黒い箇所はう蝕か?CTとデンタルの比較です。

2箇所2枚の写真を載せます。右上4と7の写真です。
2枚ともCTの矢印の箇所の黒い部分は、う蝕でしょうか???
デンタルでは写ってきていません。

エナメル質に穴は見られません。
小さい穴で写ってないだけかもしれませんが。

デンタルは二次元で1方向からの撮影のため写ってこないことがあると思いますので、CTの方が正確なので間違いないと思っているのですが、CTでも上下・横の両方に写っていても、実は影で実際にはう蝕はないことはあるのでしょうか?

CTも元データは上下からのものしかなく、システムで三次元表示させているだけとかという話も聞いたことがありますので。

ご回答よろしくお願い申し上げます。

画像1画像1 画像2画像2
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2025-04-02 10:47:51
こんにちは。

レントゲン歯科医が診断を行う際の検査の一つのデータを得るだけですから、これを見てどう歯科医が診断するか?は歯科医ごとに異なってくると思います。

通常、治療着手のタイミングについては、診断を行う際にはレントゲンだけを見ないのが一般的だと思います。
患者さんのお口全体の状態や(歯磨きが下手だなあとか、)、歯科受診の間隔や口腔内の治療歴なども診ていると思います。

また、X線画像はメタルハレーションを生じるという事もありますから、各歯科医院が使っているレントゲンの装置の特性も異なってくるため、実際に削って確認する事を日々繰り返している撮影した歯科医院の歯科医に診断してもらったほうが良いと思います。

隣接面にメタルが入っていると隣接する歯面にはバクテリアバイオフィルムが集積しやすいですし、隣の歯に確定可能な大きな隣接面虫歯があると(画像2の7番近心)それにコンタクトしている歯面(画像2の丸囲み部)には大抵う蝕が生じているものです(それも10代ならいざ知らず40代後半ともなれば)。

想像するに大きな方の虫歯の治療を行う際に隣の歯の虫歯が目視も触診も可能になりますから、虫歯と確定診断が可能になってまたとない隣接面単体での治療可能のタイミングと説明をしてもらえて、単純な1面のCR修復を受けられる恩恵に預かるチャンスを得ることになっていくものと想像できます。

目視不能、触診不能な部位の診断を正確に行うことは案外難しいですから、おかかりになっている歯科医からよく説明を聞いてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2025-04-02 11:28:04
機種にもよるかとは思いますが、CTはむし歯の診断用としてはエラーが大きいと思います。

画像1のデンタルを普通に診断すると、右上7番(丸で囲んでない方)の近心面(手前側)に、歯髄に近接した大きなむし歯がありそうだと患者さんに説明すると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: -ふみ-さん
返信日時:2025-04-03 12:04:33
>船橋先生

いつもありがとうございます。
おっしゃっていること理解しました。

画像2は実は、6,7番ではなく、7,8番です。
大きなう蝕は8番にあり、その入口は小さな穴で隣接していないところにありますが、隣接面はかなりピッタリくっついているため7番遠心にう蝕が発生したものと思います。

画像1は5,4番ですが、5番が大きなう蝕だったので、同じように4番遠心がう蝕になっているのではないかと思っています。

ただし、両方共、デンタルには写ってきていないところが、どちらを信用した方がいいのかです。
実際には、その部分を見てみないことにはわかりませんね。
その部分に変色も何もなければ何もないのかもしれませんし、目視ではほとんどわからない位の穴かもしれませんし。


実際の状態で判断したいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: -ふみ-さん
返信日時:2025-04-03 12:08:06
>柴田先生

いつもありがとうございます。
画像1ではなく、画像2ですね。
実は、6,7番ではなく、7,8番です。
大きなう蝕は8番です。


CTは虫歯の診断用としてはエラーが大きいんですか。
エラーとは誤表示ということですよね。
なぜそういうことが起こるんでしょう。
回答 回答3
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2025-04-05 22:54:16
顕微鏡を使いこなしている歯科医なら、顕微鏡下で観察したり強い光を当てて透過させて、むし歯の診断ができることもあると思います

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: -ふみ-さん
返信日時:2025-04-06 17:22:51
>柴田先生

お返事ありがとうございます。
強い光も参考になりますものね。

画像2の7,8番の7番はもう治療をしてきましたが、実は本当にう蝕があったのか怪しいです。

7番遠心隣接面を削っている途中の写真と、8番近心隣接面を大きく削った写真があり、7番の削っている途中の箇所を8番の写真で見るとう蝕がないんです。
もしかしたら、やられたかもしれません。
しかも、脱灰してたとか言ってまして、咬合面まで削って、複雑窩洞の算定をしていました。

8番もう蝕と歯髄の距離が一番近いところがCTで1mmでしたが、削る最後の方は、なんか一生懸命に同じ箇所を掘り続けているような感じで、間接覆髄だと点数が安いので、あと少しあと少しと点状露髄させて直接覆髄にしたんじゃないかというような縦穴で露髄してました。

他の相談にも書いたように、CRの仮蓋を歯台築造で算定したりしてますので、もう転院します。



タイトル [写真あり] CT画像の黒い箇所はう蝕ですか?CTとデンタルの比較
質問者 -ふみ-さん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ その他(診断)
その他(写真あり)
レントゲン写真
CT
回答者




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