治療中にマウスピースを作成し、治療後に再作成の場合は自費になるか?
相談者:
まりたんさんさん (25歳:女性)
投稿日時:2019-05-11 19:17:38
マウスピースの保険適用の事ですが。
治療中ですが、歯ぎしりが激しいのでマウスピースを作りたいといいましたら全部終わってからでないと、作り直しは自費になると言われました。
以前通っていたとこでは何ヶ月かに一度作り直していたのですが、保険適用でしたので疑問に思い質問させていただきました。
保険適用は一度きりなのでしょうか?
歯科医院で違うのでしょうか?
治療中ですが、歯ぎしりが激しいのでマウスピースを作りたいといいましたら全部終わってからでないと、作り直しは自費になると言われました。
以前通っていたとこでは何ヶ月かに一度作り直していたのですが、保険適用でしたので疑問に思い質問させていただきました。
保険適用は一度きりなのでしょうか?
歯科医院で違うのでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2019-05-12 08:50:30
>歯科医院で違うのでしょうか?
健康保険の適応の解釈には、都道府県に依って差異があることがありますが、例えば、東京都の場合だと、同一施設で一度作製してから少なくとも中6カ月空けることになっています。
つまり、今のさゆさゆさん さんのように治療が進行中のようなケースを除き、1月に作製した場合、2〜7月の丸6カ月を空けて、8月になったら最短での作製開始が可能です。
>全部終わってからでないと、作り直しは自費になると言われました。
マウスピースは印象を採って作製するものですから、作製した後に歯冠の修復が続くのは、整合性がとれませんから、査定されてしまう対象になりかねません。
正しく解釈するならば、今どうしても作製を希望するのなら自費にて作製し、その後、修復の流れが一段落し、定期的なメンテナンスに移行する前に、健康保険でも、もちろん自費ででも作製するのが良いように思います。
>歯ぎしりが激しいのでマウスピースを作りたい
そもそも、マウスピースでは、歯ぎしりや食いしばり、咬み締めの類を抑制することはできません。
せいぜい、かかる力を分散させることぐらいでしょう。
マウスピースの作製以前に、強い力をイメージする類はもとより、歯の接触についての是正指導があって然るべきかと思います。
私だったら、自費での診療にはなりますが、上下の歯にかかる力のコントロールについて是正指導を行い、マウスピース使用の回避を目指します。
あくまでも私見になりますが、経験的に、ちゃんと取り組みが出来ている方の概ね3分の2の方は、是正が上手くいくと、歯ぎしりや食いしばり、咬み締めの類が改善し、マウスピースが不要になるように思っています。
参考:TCH、歯列接触癖
健康保険の適応の解釈には、都道府県に依って差異があることがありますが、例えば、東京都の場合だと、同一施設で一度作製してから少なくとも中6カ月空けることになっています。
つまり、今のさゆさゆさん さんのように治療が進行中のようなケースを除き、1月に作製した場合、2〜7月の丸6カ月を空けて、8月になったら最短での作製開始が可能です。
>全部終わってからでないと、作り直しは自費になると言われました。
マウスピースは印象を採って作製するものですから、作製した後に歯冠の修復が続くのは、整合性がとれませんから、査定されてしまう対象になりかねません。
正しく解釈するならば、今どうしても作製を希望するのなら自費にて作製し、その後、修復の流れが一段落し、定期的なメンテナンスに移行する前に、健康保険でも、もちろん自費ででも作製するのが良いように思います。
>歯ぎしりが激しいのでマウスピースを作りたい
そもそも、マウスピースでは、歯ぎしりや食いしばり、咬み締めの類を抑制することはできません。
せいぜい、かかる力を分散させることぐらいでしょう。
マウスピースの作製以前に、強い力をイメージする類はもとより、歯の接触についての是正指導があって然るべきかと思います。
私だったら、自費での診療にはなりますが、上下の歯にかかる力のコントロールについて是正指導を行い、マウスピース使用の回避を目指します。
あくまでも私見になりますが、経験的に、ちゃんと取り組みが出来ている方の概ね3分の2の方は、是正が上手くいくと、歯ぎしりや食いしばり、咬み締めの類が改善し、マウスピースが不要になるように思っています。
参考:TCH、歯列接触癖
タイトル | 治療中にマウスピースを作成し、治療後に再作成の場合は自費になるか? |
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質問者 | まりたんさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 25歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 歯軋り用マウスピース・ナイトガード |
回答者 |
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- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。