インプラントのチタンやゴールドの溶蝕について
相談者:
Babymamiさん (50歳:女性)
投稿日時:2019-03-12 18:53:55
お世話になります。
こちらのサイトを切っ掛けにゴールドやチタンですら、溶蝕する事が確認された内容を拝見しましたが、いつ頃にインプラントで使用するチタンやゴールドが、溶蝕する確認に至った背景はありますか?
例えばテスト的にチタンやゴールドを使用したら、数年後には溶蝕が確認できた、みたいな?
こちらのサイトを切っ掛けにゴールドやチタンですら、溶蝕する事が確認された内容を拝見しましたが、いつ頃にインプラントで使用するチタンやゴールドが、溶蝕する確認に至った背景はありますか?
例えばテスト的にチタンやゴールドを使用したら、数年後には溶蝕が確認できた、みたいな?
[過去のご相談]
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-03-12 21:00:29
溶融というかイオン化してほんのすこしだけメタルが溶け出すことはあると思います。
ただ目で見てわかるほど溶け出すことはないと思います。
ただ目で見てわかるほど溶け出すことはないと思います。
回答2
松元教貢歯科医院(大田区山王)の松元です。
回答日時:2019-03-13 00:58:29
どこでそのような言葉が使われてるのでしょうか?
私は勉強不足で見たことがないです。
元々人の身体に金属が入ってるのですから、炎症が起きて、その部位が強く酸性に傾けば、金属から金属イオンが溶出することはほんの少しですがあります。
炎症が起きなければ、そのような事態が生じて、大きな問題になることは殆どない、と考えて良い筈です。
なので、歯茎、歯周病のメインテナンス、コントロールがきちんとできるようにしていただければ、大きな問題にはならないと思いますが。
私は勉強不足で見たことがないです。
元々人の身体に金属が入ってるのですから、炎症が起きて、その部位が強く酸性に傾けば、金属から金属イオンが溶出することはほんの少しですがあります。
炎症が起きなければ、そのような事態が生じて、大きな問題になることは殆どない、と考えて良い筈です。
なので、歯茎、歯周病のメインテナンス、コントロールがきちんとできるようにしていただければ、大きな問題にはならないと思いますが。
相談者からの返信
相談者:
Babymamiさん
返信日時:2019-03-13 04:25:23
松元先生
お世話になります。
インプラントの金やチタンが溶ける、ですが、そのような表現をしてるサイトがあります。
ただし溶ける程度は?の確認のしようがありませんし、恐怖心をあおってるだけかもしれませんし、サイト製作者に問い合わせてみないことには・・・です。
人の食生活や口内の管理によっては金でもチタンでも、安定はしない、と仮定してるだけの話かもしれません。
なので私的には金やチタンが安定している物質だったとしても、口の中にセットし経年劣化しても不思議では無いかと考えます。
いかがでしょうか?
お世話になります。
インプラントの金やチタンが溶ける、ですが、そのような表現をしてるサイトがあります。
ただし溶ける程度は?の確認のしようがありませんし、恐怖心をあおってるだけかもしれませんし、サイト製作者に問い合わせてみないことには・・・です。
人の食生活や口内の管理によっては金でもチタンでも、安定はしない、と仮定してるだけの話かもしれません。
なので私的には金やチタンが安定している物質だったとしても、口の中にセットし経年劣化しても不思議では無いかと考えます。
いかがでしょうか?
回答3
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2019-03-13 09:31:26
金合金でも金銀パラジウム合金でも物理的にすり減ったり変形したり表面がブツブツになることは経験上あります。
チタンは直接咬合する部分に使ったことはないので分かりません。
銀合金の場合表面が黒くなることはあると思います。
ただ溶け出すようなイメージは全くありませんが。
大学等で研究したわけではないのですが、経年劣化に関しては肉眼では発見できていません。
チタンは直接咬合する部分に使ったことはないので分かりません。
銀合金の場合表面が黒くなることはあると思います。
ただ溶け出すようなイメージは全くありませんが。
大学等で研究したわけではないのですが、経年劣化に関しては肉眼では発見できていません。
相談者からの返信
相談者:
Babymamiさん
返信日時:2019-03-13 09:58:09
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-03-14 15:50:36
こんにちは。
チタンは卑金属ですから反応性が高い金属なので空中の酸素と結合し不動膜を作るので、御口の中では逆に安定性が高いはずです。
ゴールドは貴金属ですから安定性はそれ自身高いです。
ただ歯科用に使用される場合は24Kは軟らかすぎるので歯冠修復や保存修復では使用されず必要な金属を混ぜて性質を変えて使われています。
ですから本来の安定性よりも変化しています。
どちらにしろ御口の中に複数の金属素材特性のものが複雑にあるとそこに腐食を生じやすくなります。
また口腔細菌によって酸を生じると腐食します。
隙間腐食というものが生じますから(汚れによる)そこから問題を生じやすくなるので繋ぎ目の処理が重要になります。
御口の中に金属が入っている方はチェック&メンテナンスが大切になります。
チタンは卑金属ですから反応性が高い金属なので空中の酸素と結合し不動膜を作るので、御口の中では逆に安定性が高いはずです。
ゴールドは貴金属ですから安定性はそれ自身高いです。
ただ歯科用に使用される場合は24Kは軟らかすぎるので歯冠修復や保存修復では使用されず必要な金属を混ぜて性質を変えて使われています。
ですから本来の安定性よりも変化しています。
どちらにしろ御口の中に複数の金属素材特性のものが複雑にあるとそこに腐食を生じやすくなります。
また口腔細菌によって酸を生じると腐食します。
隙間腐食というものが生じますから(汚れによる)そこから問題を生じやすくなるので繋ぎ目の処理が重要になります。
御口の中に金属が入っている方はチェック&メンテナンスが大切になります。
相談者からの返信
相談者:
Babymamiさん
返信日時:2019-03-14 15:57:32
回答5
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-03-14 16:50:00
バクテリアバイオフィルムは工業界でも問題になっていて、どんなに頑丈に作られた金属配管でも溶けて穴が開きますから人間の口の中ですからとにかくよくブラシでスクラブする事が大切なのだと思います。
アルカリ性が強いものは人間のタンパク質も溶かしますから使用できませんしね。
ですからバイオフィルム(ヌルヌル汚れ)をつけない事が大切です。
こまめなお掃除は毎日のゴシゴシ磨きで、という事になりますから楽して嗽で何とかなるような時代は永遠に来ないと思います。
今も昔も未来も地道に歯磨きをするしかないと思います。
嗽薬や薬は浮遊細菌には効果がありますが、歯面や隙間に着いて熟成してきたバイオフィルムには効きません。
ですから歯科でのチェック&クリーニングで時々リセットしておくことが大切です。
高齢になられて手先が思うように動かなくなられると歯があることが厄介な問題に繋がるので、病院でも最近は歯科衛生士が歯磨きをするようになってきました。
歯磨きは毛先が当たらなければゴシゴシやっていてもダメですから、歯科衛生士がクリーニングする際ご自身の歯磨き法で磨き残しがないかチェックしてもらっておき指導を受ける事が必要ですね。
大切なのは毎日のお手入れです。
ご自身の身体のお手入れですからきちんと出来ていると価値が高いと思います。
アルカリ性が強いものは人間のタンパク質も溶かしますから使用できませんしね。
ですからバイオフィルム(ヌルヌル汚れ)をつけない事が大切です。
こまめなお掃除は毎日のゴシゴシ磨きで、という事になりますから楽して嗽で何とかなるような時代は永遠に来ないと思います。
今も昔も未来も地道に歯磨きをするしかないと思います。
嗽薬や薬は浮遊細菌には効果がありますが、歯面や隙間に着いて熟成してきたバイオフィルムには効きません。
ですから歯科でのチェック&クリーニングで時々リセットしておくことが大切です。
高齢になられて手先が思うように動かなくなられると歯があることが厄介な問題に繋がるので、病院でも最近は歯科衛生士が歯磨きをするようになってきました。
歯磨きは毛先が当たらなければゴシゴシやっていてもダメですから、歯科衛生士がクリーニングする際ご自身の歯磨き法で磨き残しがないかチェックしてもらっておき指導を受ける事が必要ですね。
大切なのは毎日のお手入れです。
ご自身の身体のお手入れですからきちんと出来ていると価値が高いと思います。
相談者からの返信
相談者:
Babymamiさん
返信日時:2019-03-15 11:22:47
タイトル | インプラントのチタンやゴールドの溶蝕について |
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質問者 | Babymamiさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
インプラントその他 インプラント関連 材料・機材関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。